レースリポート
優勝戦1号艇で11連勝中の中谷朋子がポールポジション 浜名湖ヴィーナス
2022.12.23
浜名湖ヴィーナスシリーズ(12月19日~24日開催)は22日、5日目が終了。今節はA級が5人だけというシリーズだったが、その5人全員が優勝戦進出と底力を見せる展開となった。
<浜名湖 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 中谷 朋子(兵庫・A2) 今年1コース1着率71%
2号艇 川野 芽唯(福岡・A2) 今年2コース1着率18%
3号艇 塩崎 桐加(三重・B2) 今年3コース1着率17%
4号艇 池田 浩美(静岡・A2) 今年4コース1着率3%
5号艇 出口舞有子(愛知・A2) 今年5コース1着率8%
6号艇 池田 紫乃(長崎・A2) 今年6コース1着率0%
※()内は支部と現級
ちなみに今節は住之江クイーンズクライマックス&シリーズ戦(12月26日~31日開催)の出場組が不在だが、シリーズの方の覇者が4人いる。中谷朋子は2014年、川野芽唯は2016年(クライマックスVは2015年)、塩崎桐加は2018年、池田浩美は2012年のクイーンズクライマックスシリーズ戦覇者だ。
ポールポジションは中谷朋子【冒頭の写真】。予選をトップ通過して準優でイン逃げを決め、通算24回目の優勝に王手をかけた。中谷はこれまで優勝戦1号艇の経験が19回あるが、6・2・1・1・1・1・1・F・1・1・1・1・1・1・1・1・1・1・1着で19戦16勝の1着率84%という驚異的な成績。2014年11月の戸田オールレディースでフライングを切ったのが最後の黒星で、それ以降11連勝中と勝ち続けている。圧倒的な勝負強さを持つ中谷が、2020年2月の住之江特別ヴィーナスシリーズ以来となる約2年10カ月ぶりの優勝を手にするのか。
2号艇は"師走巧者"の川野芽唯【写真上】だ。通算13Vの実績がある川野だが、そのうち実に5Vが12月。2010年12月に児島女子リーグ、2015年12月に福岡クイーンズクライマックス、2016年12月に平和島クイーンズクライマックスシリーズ戦、2019年12月に戸田ヴィーナスシリーズ、2020年12月に芦屋ヴィーナスシリーズで優勝している。年末に強い川野が師走6Vをめざす。