レースリポート
住之江クイーンズクライマックス間近! 女子戦勝率トップは田口節子
2022.12.23
2022年を締めくくる大みそか決戦が来週26日から始まる(トライアルは28日から)。
ボートレース住之江で開催されるプレミアムG1第11回クイーンズクライマックス(優勝賞金1500万円)だ。
11月27日時点の女子賞金ランキング上位者が参戦する大会だが、前半2日はクイーンズクライマックスシリーズ戦が組まれており、3日目のトライアルから上位12名が参戦する。
プロゆえ賞金争いが注目されるが、優勝のゆくえを占うものとして女子戦勝率も気になるところ。2022年1月1日から12月12日までの勝率上位は以下のとおりとなっている。級別の右側の数字は勝率・出走数・着順点。
一貫して女子戦での勝率トップを走ってきたのが田口節子【冒頭の写真】。今年の優勝は4月平和島と9月蒲郡の両ヴィーナスシリーズのみだが、コース不問で安定した成績を残している。
今年の全レース1着率は次のとおりである(12月22日集計)。
1コース79.6%
2コース34.2%
3コース24.3%
4コース26.3%
5コース20.0%
6コース3.7%
まさに全方位態勢。昨年のクイーンズクライマックスで戴冠した女王が今大会も持ち味を発揮することだろう。
一方、女子戦での勝率ランキングの伸び率では高田ひかる【写真上】が光る。10月22日時点で7.13(13位)だったが、12月12日には7.79、3位に急浮上している。
10月28日には丸亀ヴィーナスシリーズでオール2連対の優勝。続く三国ヴィーナスシリーズでも12走して白星5つ、着外は2本のみという超安定ぶりを披露していた。
そういう意味で流れは来ていただけに、優勝戦1号艇で敗れた鳴門レディースチャレンジカップは悔しかったろう。そのリベンジが大みそかに待っているはず。
レディースチャレンジカップで優勝した中村桃佳は10月22日時点で7.06、18位だったが、12月12日には7.23で10位にランクアップしている。
住之江の第11回クイーンズクライマックスは最終日が大みそか。レーサーもファンもボルテージが上がっていく師走最終盤である。