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レースリポート

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2日目は北村寧々、藤本紗弥香ら若手が1号艇にズラリ 浜名湖ヴィーナスシリーズ

2022.12.19

 浜名湖ヴィーナスシリーズ(12月19日~24日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の出口舞有子(愛知)がイン逃げで快勝。2着に4号艇の中谷朋子(兵庫)、3着に6号艇の古賀千晶(兵庫)が入り、3連単1-4-6で8370円の27番人気決着となっている。

 さて華々しく開幕した浜名湖ヴィーナスシリーズだが、2日目の番組を見ると1号艇に127、128期の若手レーサーが入っているレースが5つもある。2R1号艇は127期の内山七海(福岡26歳)、3R1号艇は128期の藤本紗弥香(山口24歳)、5R1号艇は128期の北村寧々(長崎21歳)、7R1号艇は127期の清水未唯(滋賀21歳)、8R1号艇は128期の大久保佑香(埼玉21歳)だ。

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 なかでも注目したいのは3Rの藤本紗弥香【写真上】だ。イン戦の通算成績は1戦1勝。前々節の鳴門一般戦で初めて1号艇に座り、インからコンマ07の好スタートで逃げ切りに成功している。3連単は1-2-5で7700円の好配当だった。

 自身初のイン戦でいきなり好走を見せた藤本だが、訓練生時代の成績から考えるとこれは決して驚くことではなかった。藤本はボートレーサー養成所のリーグ戦で勝率7.60という128期ナンバーワンの成績を残しており、イン戦は11走して1着7本、2着4本のオール2連対だったのだ。訓練生時代に見せていた力をプロの場でも発揮した。自身2回目の1号艇となる2日目3Rでどんな走りを見せるのか楽しみだ。

 5R1号艇の北村寧々【冒頭の写真】にも注目したい。イン戦の通算成績は2戦1勝だ。前々節の戸田ヴィーナスシリーズで自身初の1号艇が回ってくると、インからコンマ12のトップスタートで逃げ切り快勝。3連単は1-4-5で3万700円の大穴になった。

 北村もボートレーサー養成所時代のイン成績は13走して1着5本、2着2本、3着2本とまずまずの数字。2連対率54%、3連対率69%をマークしていた。逃げ切る力は十分持っているだけに、2日目5Rでファンの期待に応えるのか注目だ。

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