レースリポート
“年末巧者”の本領発揮 松本晶恵が通算21Vで師走5回目の優勝 尼崎
2022.12.12
尼崎ヴィーナスシリーズ(12月7日~12日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の松本晶恵(群馬35歳)【写真2枚】がイン逃げで快勝。2着に3号艇の中村桃佳(香川)、3着に2号艇の高田ひかる(三重)が入り、3連単1-3-2で1150円の3番人気決着となっている。
勝った松本は2020年11月の多摩川オールレディース以来となる優勝で通算21V。尼崎では7回目の優出で当地初Vとなっている。
【松本晶恵 優勝歴】
2012年6月 丸亀オール女子戦
2015年3月 福岡ヴィーナスシリーズ
2015年6月 住之江男女ダブル戦
2015年12月 桐生オールレディース
2016年2月 三国オールレディース
2016年6月 三国男女ダブル戦
2016年8月 宮島オールレディース
2016年10月 桐生オールレディース
2016年12月 平和島クイーンズクライマックス
2018年1月 下関ヴィーナスシリーズ
2018年7月 丸亀ヴィーナスシリーズ
2018年8月 桐生お盆レース
2018年12月 平和島クイーンズクライマックス
2019年4月 常滑男女ダブル戦
2019年5月 びわこオールレディース
2019年10月 桐生オールレディース
2019年12月 唐津オールレディース
2020年3月 蒲郡オールレディース
2020年7月 桐生オールレディース
2020年11月 多摩川オールレディース
2022年12月 尼崎ヴィーナスシリーズ
今節の松本は2・4・1・1・1・2・1・2・1・1着。手にしたモーターは6月のオールレディースで長嶋万記が乗って優勝した36号機。松本は2日目から2コース差し、3コースまくり、イン逃げで3連勝をマークするなど、軽快な舟足を見せて予選トップ通過を果たした。そして準優・優勝戦は他を寄せ付けずイン逃げで快勝。約2年1カ月ぶりとなる久々の優勝をつかんだ。
これが通算21回目の優勝となる松本だが、2015年に12月の桐生オールレディースで優勝、2016年に12月の平和島クイーンズクライマックスで優勝、2018年も12月の平和島クイーンズクライマックスで優勝、2019年は12月の唐津オールレディースで優勝、そして今年は12月に尼崎ヴィーナスシリーズで優勝と、実に12月の優勝が5回目。冬場に強い松本が今年も"年末巧者"ぶりを見せることになった。
松本は次節、12月26日からの住之江クイーンズクライマックスシリーズ戦に出場予定。昨年のシリーズ戦では優勝戦1号艇に乗る活躍を見せるもイン戦2着に終わって優勝を逃しており、今年は雪辱を果たしたいところだ。