レースリポート
女子賞金14位の日高逸子が運命分ける大一番 鳴門G2レディースチャレンジカップ
2022.11.25
鳴門でのG2第9回レディースチャレンジカップ(11月22日~27日、SGチャレンジカップと併催)は25日、4日目が終了した。高田ひかる(三重)が予選首位をキープ。予選2位に細川裕子(愛知)、予選3位に守屋美穂(岡山)がつけている。
さて予選最終日となるシリーズ5日目だが、注目カードには5Rを挙げたい。
<鳴門 5日目 5R 予選>
1号艇 三浦 永理(静岡) 予選 6位
2号艇 守屋 美穂(岡山) 予選 3位
3号艇 落合 直子(大阪) 予選18位
4号艇 高田ひかる(三重) 予選 1位
5号艇 浜田亜理沙(埼玉) 予選14位
6号艇 日高 逸子(福岡) 予選 5位
※()内は支部
予選1位の高田ひかる、3位の守屋美穂、5位の日高逸子、6位の三浦永理が登場。優出圏内につけている4人が激突する大一番だ。
1号艇は三浦永理。イン最近10走は1・1・1・2・5・3・2・1・1・6着で1着率50%とやや苦戦気味だ。三浦は現在女子賞金ランキング21位で、逆転のクイーンズクライマックス出場を果たすには今節優勝が必要となりそうな状況。なんとか優出切符をつかんで夢をつなぎたい。
2号艇は守屋美穂【写真上】。2コース最近10走は1・2・6・3・1・1・1・転・1・6着で1着率50%と好調だ。守屋は現在予選3位につけており優出はほぼ確実な状況。優勝戦好枠をめざす一戦になる。
4号艇は高田ひかる。2・1・3・2・2着で予選首位を快走し、5日目は5R4号艇と9R1号艇で予選トップ通過を狙う一日になる。鳴門2節連続優勝中と当地好相性の高田が、優勝戦1号艇を手にすることになるのか。
そしてレースのカギを握るのは6号艇の日高逸子【冒頭の写真】だ。現在女子賞金ランキング14位。もし今節優出すれば逆転で12位以内に入れる可能性がかなり高まり、もし今節優出を逃せば12位以内に入るチャンスが消滅するという状況。1回乗りのこの5Rで、どちらに転ぶかが決まる。運命を分ける大一番だ。
そんな極限の状況で回ってきた6号艇。すんなり6コースに入るとは考えづらい。進入でどんな動きを見せるのか注目しておきたいところ。まさに百戦錬磨、61歳の「グレートマザー」が底力を見せる一戦となるのか。