レースリポート
女子賞金ボーダー上の落合直子と堀之内紀代子が再対決! G2鳴門レディースCC
2022.11.24
鳴門でのG2第9回レディースチャレンジカップ(11月22日~27日、SGチャレンジカップと併催)は23日、2日目が終了した。高田ひかる(三重)が2・1着で予選首位に浮上。予選2位に細川裕子(愛知)、予選3位に香川素子(滋賀)がつけている。
さてシリーズ中盤戦に入る3日目だが、注目カードには9Rを挙げたい。メンバーと今節の得点率、今年の女子賞金順位は以下のとおり。
<鳴門 3日目 9R 予選>
1号艇 落合 直子(大阪) 予選19位、女子賞金13位
2号艇 平高 奈菜(香川) 予選11位、女子賞金 2位
3号艇 香川 素子(滋賀) 予選 3位、女子賞金 6位
4号艇 浜田 亜理沙(埼玉) 予選12位、女子賞金17位
5号艇 堀之内紀代子(岡山) 予選13位、女子賞金12位
6号艇 三浦 永理(静岡) 予選 7位、女子賞金22位
※()内は支部
女子賞金ランキング12位の堀之内紀代子【写真上】と13位の落合直子【冒頭の写真】が登場。クイーンズクライマックス出場ボーダーをはさんで熾烈(しれつ)なマネーバトルを繰り広げている2人が直接対決する。
今年の獲得賞金は堀之内が2680万1500円、落合が2668万0000円で、その差はわずか12万1500円。仮にこの9Rで落合が1着(賞金12万5000円)、堀之内が6着(賞金2万2000円)となれば、2人の差は1万8500円まで急接近する計算だ。
落合は今節ここまで5・4・6着で予選19位と苦戦。予選突破へ黄信号がともっているだけに、この9R1号艇は絶対に勝ち切りたいレースになる。落合は前期1コース1着率77%をマークするなどイン戦での強さは女子トップクラス。底力を見せて優出へ望みをつなぎたい。
堀之内は1・5・6着で予選13位。ここまで3走のチルトは0度が2回、-0.5度が1回で、まだ伸び足に特化したセッティングは使っていない。この9Rは外枠となるだけにチルトを2度や3度に跳ねて勝負してくることも考えられる。どんな作戦を立ててくるのか注目だ。
落合と堀之内は初日5Rでも直接対決しており、そのときは1号艇の堀之内が1着、2号艇の落合が4着だった。果たして2日ぶりの再戦はどんな展開となるのか。