レースリポート
1Rで堀之内紀代子と高田ひかるが伸びの競演 G2鳴門レディースチャレンジカップ
2022.11.22
鳴門での「G2第9回レディースチャレンジカップ」(11月22日~27日、SGチャレンジカップと併催)が開幕した。初日メインカードの11Rドリーム戦は3号艇の田口節子(岡山)が3コースからまくって快勝。2着に6号艇の高田ひかる(三重)、3着に1号艇の平高奈菜(香川)が入り、3連単3-6-1で1万1320円の高配当決着となっている。
さて華々しく幕を開けたレディースチャレンジカップ。23日に行われる2日目の最注目カードには1Rを挙げたい。
<鳴門 2日目 1R 予選>
1号艇 宇野 弥生(愛知) 前期1コース1着率65%
2号艇 平山 智加(香川) 前期2コース1着率35%
3号艇 堀之内紀代子(岡山) 前期3コース1着率39%
4号艇 高田 ひかる(三重) 前期4コース1着率16%
5号艇 中村 桃佳(香川) 前期5コース1着率30%
6号艇 長嶋 万記(静岡) 前期6コース1着率0%
※()内は支部
目を引くのは3号艇の堀之内紀代子と4号艇の高田ひかる。伸び型仕上げの速攻で女子戦線を席巻している2人が中枠に並んだ。この2人が同走するのは8月の津戦以来で約3カ月ぶりだ。
堀之内紀代子【冒頭の写真】は初日1・5着の滑り出し。5Rはチルト-0.5度で展示1番時計を出して1コースから1着、9Rはチルト0度で展示3番時計となって4コースから5着という内容だった。
果たして2日目はチルト選択も含めてどんな作戦を立ててくるのか。堀之内は前期3コースで26戦10勝の1着率39%という好成績。まくりを6本も決めていた。赤いカポックで思い切った攻めを見せたいところだ。
高田ひかる(三重28歳)【写真上】は初日2着発進。11Rドリーム戦に6号艇で登場し、チルト0度で展示1番時計を出して5コースから2着に食い込んだ。高田は鳴門で2節連続優勝中と当地相性抜群。鳴門では最近21走中20走で展示1番時計と、この水面ではいつもきっちり伸び足が仕上がってくる印象だ。
堀之内と高田の競演となる2日目1R。まずはチルト角度と展示タイムから注目しておきたい。