レースリポート
鳴門G2レディースチャレンジカップ 初日ドリーム戦は2コース絶好調の守屋美穂
2022.11.21
鳴門での「G2第9回レディースチャレンジカップ」(11月22日~27日、SGチャレンジカップと併催)が22日に開幕する。出場するのは10月31日時点での今年の女子賞金ランキング上位20人(F休み等の選手は除く)。女子トップレーサーたちによる熾烈(しれつ)な優勝争いはもちろん、年末のプレミアムG1クイーンズクライマックス(住之江12月26日~)への出場権12席をかけたボーダー付近の争いにも注目が集まる一節だ。
初日のG2レディースチャレンジカップは1、5、9、11Rの計4個レース。メインカードは11Rのドリーム戦。選出順位上位6人が激突する。
<鳴門 初日 11R ドリーム戦>
1号艇 平高 奈菜(香川) 前期1コース1着率77%
2号艇 守屋 美穂(岡山) 前期2コース1着率19%
3号艇 田口 節子(岡山) 前期3コース1着率20%
4号艇 香川 素子(滋賀) 前期4コース1着率10%
5号艇 平山 智加(香川) 前期5コース1着率0%
6号艇 高田ひかる(三重) 前期6コース1着率16%
※()内は支部
1号艇で登場するのは平高奈菜【写真上】だ。前期インは34戦26勝で1着率77%の好成績。圧倒的な人気を背負ってのドリーム戦になるだろう。
ただ平高は前々節の徳山一般戦の準優でインからプラス01のフライングを切ったばかり。新期に切り替わってすぐの11月4日というタイミングで早々と今期F1本を背負ってしまう大きな痛手となった。しばらくはスタートで無理をしたくない状況。このドリーム戦はどこまで踏み込めるかが最大のカギになってくる。
対抗1番手は2号艇の守屋美穂【冒頭の写真】だろう。2コース最近10走の成績を見ると6・1・2・6・3・1・1・1・転・1着で10戦5勝の1着率50%という圧巻の強さ。前々節の児島オールレディースでは準優で2コースまくり、優勝戦で2コース差しと黒いカポックで連勝して優勝し、前節の丸亀周年では2コース差しでインの原田幸哉を破るレースもあった。近況2コースで絶好調の守屋が、平高の逃げに待ったをかける可能性は十分だろう。
そのほかにも田口節子、香川素子、平山智加とどのコースからでも勝てる選手が並び、6号艇には伸び足を仕上げて一撃を狙ってくる高田ひかるもいる。見応え満点のドリーム戦だ。