レースリポート
戸田の4コースで強い地元・大豆生田蒼! ヴィーナスシリーズ優勝戦
2022.11.20
戸田ヴィーナスシリーズ(11月16日~21日開催)は5日目が終了。21日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<戸田 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 西橋 奈未(福井) 優出18回目、優勝1回
2号艇 小芦るり華(佐賀) 優出2回目、優勝0回
3号艇 高憧 四季(大阪) 優出7回目、優勝0回
4号艇 大豆生田蒼(埼玉) 優出19回目、優勝1回
5号艇 高田 綾(福岡) 優出2回目、優勝0回
6号艇 孫崎 百世(滋賀) 優出2回目、優勝0回
※(内は支部)
6人合わせて通算2V。優勝歴のある選手は西橋奈未と大豆生田蒼の2人だけという顔ぶれの優勝戦になった。
1号艇の西橋奈未(福井26歳)【写真上】は今節ここまで3・1・1・1・1・3・1・3・1着。オール3連対で勝ち上がってポールポジションを獲得した。西橋はイン最近10走が1・6・1・1・1・1・1・1・1・1着の1着率90%で現在8連勝中という好調ぶり。今節も多くの選手がイン受難の戸田水面で苦戦するなか、3回のイン戦ですべてきっちりイン逃げを決めてきた。あとは優勝戦でも逃げ切るのみ。2020年11月の芦屋一般戦以来となる2回目の優勝をめざす。
地元の大豆生田蒼(埼玉27歳)【冒頭の写真】は予選2位通過だったが、準優1号艇でイン戦2着に敗れて優勝戦は4号艇となった。大豆生田は前期4コースで14戦4勝の1着率29%と上々の成績。また戸田での4コース最近5走が1・1・1・1・2着という驚異的な強さだ。地元初Vをめざして青いカポックで思い切った攻めを見せてきそうな気配十分。2018年6月の浜名湖ヴィーナスシリーズ以来となる2回目の優勝を狙う。
ちなみに戸田ヴィーナスシリーズ過去2大会の優勝戦を振り返ると、前々回は菅野はやかが3コース差しで3連単6万7300円の大穴を開けてデビュー初V、前回は平田さやかが4コースまくり差しを決めて3連単1万860円と高配当決着が続いている。一筋縄ではいかない戸田水面だけに誰が勝っても不思議ではないだろう。