レースリポート
寺田千恵が常滑Vで女子賞金ランキング7位に浮上 オールレディース
2022.11.15
常滑オールレディース(11月10日~15日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の寺田千恵(岡山)【写真3枚】が快勝。インから他を寄せ付けずに逃げ切った。2着には3号艇の松本晶恵(群馬)、3着には2号艇の細川裕子(愛知)が入り、3連単1-3-2で710円の2番人気決着となっている。
勝った寺田は10月の宮島オールレディースに続く今年2回目の優勝で通算72V。常滑では2004年女子リーグと2015年オールレディースに続く3回目の優勝となった。
寺田はこの6日間で優勝賞金105万円を含む約191万円の大きな上積みに成功。女子賞金ランキングは7位まで浮上した。
9月末の時点では女子賞金ランキング11位という位置だった寺田だが、そこから宮島オールレディースで優勝、大村一般戦で優出4着、児島オールレディースで優出3着、常滑オールレディースで優勝と、10月以降は4節走って4優出2Vの快進撃。秋の猛攻でランキングを次々と上げていき、11年連続11回目のクイーンズクライマックス出場に当確ランプをともした。
この勢いで次節は11月22日からの鳴門G2レディースチャレンジカップに参戦。2015年芦屋大会と2020年蒲郡大会に続く3回目のレディースチャレンジカップ制覇を狙う。
細川裕子は優勝戦3着に入って貴重な賞金45万円を加算。女子賞金ランキングは前日10位から変わらないが、13位の選手との差を約311万円にまで広げた。これで3年連続5回目のクイーンズクライマックス出場はほぼ確実な状況となっている。
宇野弥生は優勝戦4着で賞金38万円を獲得し、女子賞金ランキングは前日23位から22位に浮上。クイーンズクライマックス出場ボーダーまで約248万円差とし、次節の鳴門G2レディースチャレンジカップで大逆転を狙う。
【2022年女子賞金ランキング】(11月15日、19時40分現在)
1位 遠藤 エミ 74,077,200円
2位 平高 奈菜 43,810,000円
3位 守屋 美穂 38,781,000円
4位 田口 節子 35,865,266円
5位 香川 素子 34,147,000円
6位 平山 智加 33,827,533円
7位 寺田 千恵 31,630,000円 (常滑優勝戦1着)
8位 高田 ひかる 31,603,500円
9位 長嶋 万記 30,638,333円
10位 細川 裕子 29,645,000円 (常滑優勝戦3着)
11位 中村 桃佳 28,985,838円
12位 堀之内紀代子 26,567,500円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 落合 直子 26,532,000円
14位 渡邉 優美 25,650,000円
15位 日高 逸子 25,560,500円
16位 海野 ゆかり 25,161,333円
17位 浜田 亜理沙 24,722,933円
18位 藤原 菜希 24,522,933円
19位 金田 幸子 24,434,600円
20位 大山 千広 24,397,000円
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22位 宇野 弥生 24,087,066円 (常滑優勝戦4着)
24位 松本 晶恵 22,932,000円 (常滑優勝戦2着)
37位 山下 友貴 18,171,000円 (常滑優勝戦6着)
54位 喜井 つかさ 16,284,833円 (常滑優勝戦5着)