REPORT

レースリポート

(C)BOATRACE

優勝戦は好モーターの松本晶恵と山下友貴の中枠勢注目 常滑オールレディース

2022.11.14

 常滑オールレディース(11月10日~15日開催)は14日に5日目が終了。15日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<常滑 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 寺田 千恵(岡山) 前期1コース1着率70%
2号艇 細川 裕子(愛知) 前期2コース1着率47%
3号艇 松本 晶恵(群馬) 前期3コース1着率40%
4号艇 山下 友貴(静岡) 前期4コース1着率5%
5号艇 宇野 弥生(愛知) 前期5コース1着率8%
6号艇 喜井つかさ(岡山) 前期6コース1着率7%

 予選トップ通過の寺田千恵が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。10月の宮島オールレディースに続く今年2回目の優勝に王手をかけた。常滑オールレディースは2015年に優勝歴があるタイトル。7大会ぶりの奪還を狙う。

 2号艇の細川裕子は5日目の6Rで6コースまくり差しを決めてデビュー通算1000勝を達成し、11Rの準優でイン逃げを決めて優出切符を獲得。最高のリズムで優勝戦を迎える。前期2コースは30戦14勝で1着率47%の好成績。7月の大村ヴィーナスシリーズ優勝戦で、2コース差しを決めて優勝しているだけに目が離せない。

 3号艇の松本晶恵【冒頭の写真】も前期3コースは20戦8勝で1着率40%の好成績。3コースまくり差しで6勝と、勝ち星を量産していた。今節手にしたモーター9号機は2連対率3位の好素性機でもあり、寺田と細川の間へ鋭く割って入ってくる可能性は十分だろう。

(C)BOATRACE

 4号艇の山下友貴【写真上】が駆るモーター6号機は2連対率4位で、9月のヴィーナスシリーズで戸敷晃美が3カドまくりで優勝した注目機。山下もカドから攻め込みたいところだ。

 5号艇の宇野弥生は現在女子賞金ランキング23位で、クイーンズクライマックス出場ボーダーまで約288万円差。この差を縮めるために優勝戦で上位着がほしい。

 6号艇の喜井つかさは前期6コースで3連対率が60%もあった。大外枠でも舟券的には軽視できない存在だろう。

関連記事

  • レースリポート
    下関レディースCC 注目は9R3号艇の田口節子 前期3コース1着率は驚異の57%
    2024.11.22
  • レースリポート
    下関レディースCC 女子賞金12位の海野ゆかりが予選落ち危機で9R必勝期す
    2024.11.21
  • レースリポート
    下関レディースCC 5Rは川野芽唯と平田さやかが逆転のQC出場へ正念場
    2024.11.20