レースリポート
4日目は清水愛海ら若き127期3人のイン戦がカギ 常滑オールレディース
2022.11.12
常滑オールレディース(11月10日~15日開催)は12日、3日目が終了した。寺田千恵(岡山)が2・3・1・1・1着のオール3連対で予選首位を快走。予選2位には細川裕子(愛知)、予選3位には松本晶恵(群馬)がつけている。
さて予選最終日を迎える4日目だが、注目の番組は3、5、9Rだ。3Rは内山七海、5Rは松本怜、9Rは清水愛海と127期の若手3人が1号艇に組まれている。
内山七海(福岡支部25歳)は今年5月からイン戦に挑戦し始め、これまでイン7走で6・6・6・6・1・1・6着。8月の福岡ヴィーナスシリーズで待望のイン初勝利を挙げると、翌節の大村一般戦でもイン逃げに成功している。イン挑戦開始当初はスタートで遅れてまくられるパターンが目立ったが、最近は先マイできるケースが増えてきた。今節の4日目3Rは2号艇に長嶋万記、5号艇に寺田千恵など強敵のいる番組だが、ここで勝ち切れれば大きな自信となるだろう。
松本怜(福岡支部28歳)【写真上】はイン戦の経験がまだ3走しかないが、1・5・1着と2勝を挙げている。初イン戦だった8月の福岡ヴィーナスシリーズでいきなりコンマ15のトップスタートを決めて逃げ切りに成功。前節の蒲郡一般戦では西田靖の前付けに抵抗して1号艇でインを守り、コンマ08の好スタートで堂々と逃げ切っている。今節はここまで6・5・6・6着と苦戦気味だが、4日目5Rの1号艇でどんな走りを見せるのか楽しみだ。
127期養成所チャンプの清水愛海(山口支部22歳)【冒頭の写真】は、これまでインで14走して2・1・3・1・1・1・1・1・2・2・3・1・2・1着。14戦8勝のオール3連対という新人離れした成績を残している。ボートレーサー養成所時代のリーグ戦でもインは13戦9勝で1着率69%の好成績をマークしており、その力をプロデビュー後もしっかりと見せている格好だ。今節はここまで3・2・2・4・4着で予選19位。4日目9Rは準優進出をかけた勝負駆けの1号艇になる。