レースリポート
復帰初戦で準優出の藤堂里香が約5年3カ月ぶり優出めざす 三国ヴィーナス
2022.11.07
三国ヴィーナスシリーズ(11月4日~9日開催)は7日に、4日目までの予選ラウンドが終了。8日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<三国 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 高田ひかる(三重) 前期1コース1着率53%
2号艇 池田 浩美(静岡) 前期2コース1着率23%
3号艇 藤堂 里香(福井) 前期出走なし
4号艇 中谷 朋子(兵庫) 前期4コース1着率11%
5号艇 土屋実沙希(静岡) 前期5コース1着率11%
6号艇 大豆生田蒼(埼玉) 前期6コース1着率13%
※()内は支部
10Rの注目は3号艇の藤堂里香【冒頭の写真】だ。昨年6月から長期欠場していたが、約1年5カ月間のブランクを経て今節カムバック。復帰初戦とは思えぬ走りを見せ、2・4・1・3・6・1着の活躍で予選9位に入った。もし優出となれば2017年8月の平和島オールレディース以来。約5年3カ月ぶりで通算11回目だ。三国では準優出が過去6回あるが優出はまだゼロ。悲願の地元初優出をめざす。
<三国 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 藤原 菜希(東京) 前期1コース1着率83%
2号艇 渡邉 優美(福岡) 前期2コース1着率22%
3号艇 平山 智加(香川) 前期3コース1着率18%
4号艇 前田 紗希(埼玉) 前期4コース1着率10%
5号艇 原田 佑実(大阪) 前期5コース1着率0%
6号艇 西舘 果里(東京) 前期6コース1着率0%
11Rは藤原菜希【写真下】が1号艇で登場する。藤原は4日目11Rの1号艇で1着なら予選トップ通過という状況だったが、イン戦2着に終わるまさかの結果に。前期イン1着率83%を誇る名手が思わぬ黒星を喫し、予選2位通過となった。準優はその雪辱戦だ。ちなみに藤原がイン戦で2連敗したのは昨年11~12月の丸亀戦が最後。今年に入ってからはインで38走して連敗がまだ一度もない。雪辱に燃える藤原がイン巧者の真骨頂を見せるのか。
<三国 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 五反田 忍(大阪) 前期1コース1着率55%
2号艇 落合 直子(大阪) 前期2コース1着率28%
3号艇 高憧 四季(大阪) 前期3コース1着率17%
4号艇 蜂須 瑞生(群馬) 前期4コース1着率12%
5号艇 加藤 奈月(福井) 前期5コース1着率0%
6号艇 稲生 夏季(東京) 前期6コース1着率0%
12Rは内枠に大阪支部が3人並んだ。五反田忍は6・1・2・1・2・1・2着で予選トップ通過。今年3月の三国ヴィーナスシリーズでも予選トップ通過しており2大会連続の予選1位となった。
落合直子は現在女子賞金ランキング13位。クイーンズクライマックス出場ボーダーの12位まで約44万円差という状況だ。これを逆転して次節のG2レディースチャレンジカップに臨むためにも優出切符が欲しい。
高憧四季は前々節の蒲郡一般戦で準優3着、前節の丸亀ヴィーナスシリーズでも準優3着と、ここ2節続けてあと一歩で優出を逃している。今度こそ2着以内をもぎ取って優出を果たしたい。