予選トップ2の池田浩美と藤原菜希が11R直接対決！ 三国ヴィーナスシリーズ

　三国ヴィーナスシリーズ（11月4日～9日開催）は6日、3日目が終了した。2日目終了時点で予選1位だった櫻本あゆみと予選2位だった西橋奈未が3日目8Rでともにフライングのアクシデント(5艇Fでレース不成立)。V争いは大混戦の展開となってきた。

　そして4日目の注目カードは11R。予選上位の池田浩美と藤原菜希、この2人が直接対決する。

＜三国 4日目 11R 記者特選＞
1号艇　藤原　菜希（東京） 予選2位
2号艇　藤堂　里香（福井） 予選7位
3号艇　渡邉　優美（福岡） 予選6位
4号艇　池田　浩美（静岡） 予選1位
5号艇　稲生　夏季（東京） 予選18位
6号艇　津田　裕絵（山口） 予選13位
※()内は支部

　池田浩美【冒頭の写真】が3日目2連勝を飾り、2･6･2･1･1着で予選首位に浮上。2日目終了時点では予選14位だったが、一気にごぼう抜きしてシリーズリーダーの座を奪った。

　池田が今節手にしたモーター57号機は最近5節で2Vの注目機。8月のお盆レースでは中島孝平が節間9勝で優勝、9月のマスターズリーグでも武田光史が同じく節間9勝で優勝と近況ピンラッシュを見せているモーターだ。

　池田は昨年12月の丸亀オールレディースを最後に優勝戦から遠ざかっているが、今節は今年初優出のチャンス大。予選首位の座をキープして準優へ向かいたい。

　藤原菜希【写真上】は1･4･4･1･1･2着で予選2位につける活躍。今年7月の三国オールレディース覇者が今節もV争いを沸かせる存在となってきた。

　4日目は藤原が11R1号艇の1回走りで、池田が5R2号艇と11R4号艇の2回走り。もし藤原が11R1着、池田が5R1着・11R2着なら両者が7走60点の得点率8.57で並ぶ。その場合は藤原が着位差で上回って予選上位になる。大激戦のシリーズリーダー争いは誰に軍配が上がるのか。この4日目11RがV戦線の天王山になる。