レースリポート
当地相性抜群の平山智加だがインのときは? 三国ヴィーナスシリーズ
2022.11.03
三国ヴィーナスシリーズ(11月4日~9日開催)が4日に開幕を迎える。現A1勢からは落合直子(大阪)、原田佑実(大阪)、平山智加(香川)、渡邉優美(福岡)、高田ひかる(三重)が参戦。そのほかにも藤原菜希(東京)、前田紗希(埼玉)、西橋奈未(福井)など楽しみなメンバーがそろい、モーニングレースで激戦を繰り広げる。
初日のメーンカードは12Rの「女王ドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<三国 初日 12R 女王ドリーム>
1号艇 平山 智加(香川) 前期1コース1着率67%
2号艇 落合 直子(大阪) 前期2コース1着率28%
3号艇 藤原 菜希(東京) 前期3コース1着率19%
4号艇 五反田 忍(大阪) 前期4コース1着率6%
5号艇 池田 浩美(静岡) 前期5コース1着率0%
6号艇 前田 紗希(埼玉) 前期6コース1着率6%
※()内は支部
1号艇には平山智加【冒頭の写真】が座る。平山は三国相性が抜群で、当地は過去14節走って10優出1Vという活躍ぶり。2011年のレディースチャンピオンで優出2着、2013年のモーターボート大賞で優出2着、2014年のレディースチャンピオンで優出3着とG2以上のレースでの優出が3回含まれている。
ただ平山の三国でのイン戦成績を見ると、通算25戦16勝で1着率は64%と意外にもあまり高くない。当地前走となる昨年12月の三国一般戦でも、イン4走で1・2・1・3着とやや苦戦し、優勝戦1号艇でイン戦3着に敗れていた。このドリーム戦も決して盤石とは言い切れないかもしれない。
対抗1番手には3号艇の藤原菜希【写真上は当地優勝時のシーン】を挙げたい。藤原は今年7月の三国オールレディースで2・2・1・2・1・1・1・3・1・1着のオール3連対Vを飾ったばかり。今節は当地2節連続Vのかかる節だ。
藤原は三国の3コースが比較的相性が良く、通算10走で5・4・1・1・1・転・2・3・2・1着と4勝をマークしている。赤いカポックで鋭く攻め込んでくる可能性十分だ。