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女子賞金21位の浜田亜理沙がV賞金上積みのチャンス 児島オールレディース

2022.11.02

 児島オールレディース(10月29日~11月3日開催)は、2日に5日目が終了。3日に行われる優勝戦(優勝賞金105万円)のメンバーが決まった。枠番、選手名、支部、今年の女子賞金順位は以下のとおり。

<児島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 浜田 亜理沙(埼玉) 女子賞金21位
2号艇 守屋  美穂(岡山) 女子賞金 3位
3号艇 堀之内紀代子(岡山) 女子賞金12位
4号艇 寺田  千恵(岡山) 女子賞金 8位
5号艇 土屋   南(岡山) 女子賞金49位
6号艇 海野 ゆかり(広島) 女子賞金17位
(※女子賞金ランキングは11月2日19:00時点)

 予選トップ通過の寺田千恵が準優2着、予選2位通過の宇野弥生が準優6着に終わる波乱。予選3位通過で準優1着の浜田亜理沙【冒頭の写真】が優勝戦のポールポジションを手にした。

 浜田は今年の女子賞金ランキングが現在21位。レディースチャレンジカップ初出場も1日に公式発表されている。次なる目標はクイーンズクライマックス初出場になるが、ボーダーの12位までは約310万円の大きな差。現状ではレディースチャレンジカップで優勝(賞金450万円)しなければ逆転できない状態にある。少しでも差を縮めてレディースチャレンジカップを迎えたいだけに、今節は巡ってきたチャンスを生かして優勝を手にしたい。

 優勝戦6号艇の海野ゆかりも似たような状況だ。現在女子賞金ランキング17位でレディースチャレンジカップ出場は決まったが、12位の選手とは約190万円の差。仮にこのままレディースチャレンジカップを迎えた場合は優出2着(賞金240万円)以上がクイーンズクライマックス出場への最低条件という高いハードルになってくる。ベスト12入りへのハードルを下げるためにも、今節は優勝戦で1つでも前の順位でゴールしておきたい。

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 優勝戦3号艇の堀之内紀代子【写真上】はそれを迎え撃つ立場だ。現在女子賞金ランキング12位でクイーンズクライマックス出場ボーダーの真上。まさにボーダー下から逆転を狙う浜田や海野らの標的となっている位置だ。ベスト12圏内を維持するためにもこの優勝戦は大事になってくる。

 堀之内は準優でチルト3度を選択して6コースまくりを決める大立ち回りを披露。優勝戦も3号艇だがチルトを跳ねて6コースから勝負してくる可能性が高い。前節のびわこオールレディース(イン逃げV)に続く2節連続Vに向け、どんな舟足を見せるのか注目だ。

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