守屋美穂が今年4回目となる寺田千恵のイン撃破なるか　児島オールレディース

　児島オールレディース（10月29日～11月3日開催）は31日、3日目が終了した。地元の寺田千恵（岡山）が予選首位に浮上。予選2位に日高逸子（福岡）、予選3位に宇野弥生（愛知）がつけている。

　さて予選最終日となるシリーズ4日目だが、注目カードには12Rを挙げたい。

＜児島 4日目 12R 記者選抜戦＞
1号艇　寺田　千恵（岡山） 予選1位
2号艇　守屋　美穂（岡山） 予選7位
3号艇　浜田亜理沙（埼玉） 予選4位
4号艇　西岡　成美（徳島） 予選17位
5号艇　佐々木裕美（山口） 予選13位
6号艇　島田なぎさ（埼玉） 予選10位
※()内は支部

　1号艇に寺田千恵【写真上】、2号艇に守屋美穂【冒頭の写真】。地元の2人が内枠に並んだ。

　寺田と守屋の直接対決は今年11回行われているが、そのうち寺田が1号艇だったケースが4回ある。2月の若松男女ダブル戦では守屋が3コースからまくり差しを決め、寺田はインから逃げ切れず2着。2月の桐生レディースオールスターでは寺田がインから勝ち切り、守屋は3コースから3着だった。3月の尼崎オールレディースでは守屋が3コースから豪快にまくり、寺田がイン戦6着に沈んで3連単3万円台の高配当に。9月の桐生オールレディースでは1号艇･寺田、2号艇･守屋で対戦し、守屋が2コース差しを決めている（寺田は2着）。すなわち守屋は今年3回も寺田のイン戦を破っているわけだ。

　寺田は今節ここまで1･1･3･2･2･2着。オール3連対で予選首位に立っている。予選トップ通過を果たすためにもこの4日目12Rは勝ち切りたいところ。守屋の攻めを封じたい。

　守屋は今節ここまで2･4･3･1･3･1着で予選7位。徐々にリズムを上げて準優好枠が射程圏に入ってきた。今年4回目となる寺田のイン撃破を果たして、予選順位をランクアップさせてくるのか。

　この12Rには、そのほかにも2連対率1位の58号機を駆る浜田亜理沙や、予選突破へ勝負駆けの西岡成美、今節好パワーが光る佐々木裕美と島田なぎさがいて、楽しみなメンバーがそろう。目が離せない予選ラストカードだ。