寺田千恵が”地元ドリーム戦1号艇”の苦手克服なるか　児島オールレディース

　児島オールレディース（10月29日～11月3日開催）が29日に開幕する。A1勢からは日高逸子（福岡）、寺田千恵（岡山）、海野ゆかり（広島）、堀之内紀代子（岡山）、山下友貴（静岡）、守屋美穂（岡山）、土屋南（岡山）が参戦。強力メンバーをそろえる地元岡山勢がV争いをリードする展開となるのか。

　初日のメーンカードは12Rの「クイーンドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜児島 初日 12R クイーンドリーム＞
1号艇　寺田　千恵（岡山） 今期1コース1着率69％
2号艇　海野ゆかり（広島） 今期2コース1着率32％
3号艇　山下　友貴（静岡） 今期3コース1着率0％
4号艇　土屋　　南（岡山） 今期4コース1着率11％
5号艇　宇野　弥生（愛知） 今期5コース1着率9％
6号艇　岩崎　芳美（徳島） 今期6コース1着率0％
※()内は支部

　1号艇に座るのは地元の寺田千恵【冒頭の写真】。もちろん人気を背負っての登場となるだろう。

　ただ寺田は児島女子レースの"ドリーム戦1号艇"がなぜかめっぽう相性が悪い。2016年9月の児島オールレディースで3着、2017年12月の児島オールレディースで2着、2018年11月の児島オールレディースで5着（3連単5万1810円）、2020年2月の児島オールレディースで3着、2020年11月の児島オールレディースで3着（3連単6万4120円）、2021年3月の児島ヴィーナスシリーズで2着、今年1月の児島ヴィーナスシリーズで3着（3連単3万6760円）と、当地オールレディース・ヴィーナスシリーズのドリーム戦1号艇は実に7戦全敗で一度も勝てていない。今度こそ苦手を克服してインから逃げ切りなるか。

　ライバルたちも強力だ。2号艇の海野ゆかり【写真上】は今期2コースで22戦7勝の1着率32％と好成績。3号艇の山下友貴は前々節の住之江ヴィーナスシリーズで優出3着に入るなど近況リズムを上げている。4号艇の土屋南(今期F2)と6号艇の岩崎芳美は前節のびわこオールレディースで優出したばかり。5号艇の宇野弥生はスタート力があるだけに外枠でも侮れない。混戦ムードのドリーム戦だ。