レースリポート
清埜翔子が今年女子5人目のデビュー初優勝! 住之江ヴィーナスシリーズ
2022.10.17
住之江ヴィーナスシリーズ(10月11日~16日開催)が16日、終了した。優勝戦は1号艇の清埜翔子(埼玉支部31歳)【冒頭の写真・正面】が快勝。インからコンマ16のトップタイスタートを決めて逃げ切った。2着に2号艇の渡邉優美(福岡)、3着に4号艇の山下友貴(静岡)が入り、3連単1-2-4で1120円の3番人気決着となっている。
清埜は2012年11月8日デビューの111期生。まもなくデビュー10周年の節目を迎えるなか、通算10回目の優出で悲願の初優勝を果たした。ちなみに清埜は2015年の住之江オールレディースでデビュー初準優出・初優出をマークしており、初優勝も住之江で飾ることになった。なお女子レーサーのデビュー初Vは今年5人目となっている。
【今年デビュー初Vを飾った女子レーサー】
倉持 莉々(1月19日、徳山男女ダブル戦)
前田 紗希(5月16日、江戸川ヴィーナスシリーズ)
今井 裕梨(6月28日、桐生ヴィーナスシリーズ)
戸敷 晃美(9月17日、常滑ヴィーナスシリーズ)
清埜 翔子(10月16日、住之江ヴィーナスシリーズ)
清埜の今後の出場予定は11月10日からの戸田一般戦、11月29日からの住之江一般戦。来月再び住之江に戻ってくるだけにどんな走りを見せるのか楽しみだ。
また清埜は今期(2023年前期級別審査期間、2022年5月1日~10月31日)の出走予定がすべて終了。勝率6.08の自己ベストをマークし、2期ぶりのA2級復帰が確実となった。
今期の清埜は1コース1着率82%とインでの安定感が一段と増したのに加え、3コース1着率53%とセンターで驚異的な強さを披露。速攻力に磨きがかかり、今期まくりでの1着が14本という女子3位の数字をマークしている。女子屈指のまくり屋として成長を遂げてきた清埜が、今後もますます目が離せない存在となってきそうだ。
【女子 今期まくり1着本数ベスト6】
1位 高田 ひかる(三重) 21本
2位 堀之内紀代子(岡山) 19本
3位 清埜 翔子(埼玉) 14本
4位 海野 ゆかり(広島) 10本
4位 細川 裕子(愛知) 10本
4位 中村 桃佳(香川) 10本