レースリポート
寺田千恵が今年初Vで女子賞金ランキング7位に上昇 宮島オールレディース
2022.10.06
宮島オールレディース(10月1日~6日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の寺田千恵(岡山)【冒頭の写真】がイン逃げで快勝。2着には4号艇の岸恵子(徳島)、3着には3号艇の山川美由紀(香川)が入り、3連単1-4-3で2290円の8番人気決着となっている。なおチルト3度を選択して注目を集めた5号艇の西岡成美(徳島)は、6コースからコンマ20とスタートで立ち遅れたのが響いて6着に終わった。
勝った寺田は昨年6月の桐生オールレディース以来となる約1年4カ月ぶりの優勝で通算71V。宮島では7回目の優勝となった。
寺田はこの優勝で賞金105万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは前日11位から4人抜きで7位まで浮上した。今年の獲得賞金を約2682万円まで伸ばし、これは昨年のクイーンズクライマックス出場ボーダー(2721万円)まであと40万円ほどという数字。クイーンズクライマックス10年連続出場中でただ1人第1回大会から出場し続けている皆勤賞の寺田が、11年連続出場に向けて着実に歩を進めている。
一方、落合直子は優勝戦4着で賞金48万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは前日12位から変わらなかったものの、13位の大山千広との差は約188万円にまで広がった。また今節は14位の日高逸子と15位の海野ゆかりが準優敗退に終わっており、それを考えても価値ある優出4着だったといえるだろう。落合は次節10月11日から地元住之江でのヴィーナスシリーズに出場予定。住之江では昨年7月のヴィーナスシリーズで優勝、昨年11月の男女ダブル戦で優出2着と2節連続優出中。得意の地元水面で結果を残してクイーンズクライマックス初出場へ前進したいところだ。
【2022年女子賞金ランキング】(10月6日時現在)
1位 遠藤 エミ 68,790,200円
2位 平高 奈菜 38,615,000円
3位 守屋 美穂 34,460,000円
4位 香川 素子 31,858,000円
5位 田口 節子 31,125,266円
6位 平山 智加 30,161,533円
7位 寺田 千恵 26,823,000円 (宮島優勝戦1着)
8位 高田 ひかる 26,528,500円
9位 長嶋 万記 26,493,333円
10位 中村 桃佳 26,385,000円
11位 細川 裕子 26,230,000円
12位 落合 直子 24,483,000円 (宮島優勝戦4着)
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 大山 千広 22,608,000円
14位 日高 逸子 22,516,500円
15位 海野 ゆかり 22,418,333円
16位 堀之内紀代子 21,945,500円
17位 金田 幸子 21,703,600円
18位 鎌倉 涼 21,682,000円
19位 藤原 菜希 21,288,333円
20位 三浦 永理 20,859,000円
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30位 原田 佑実 17,762,733円 (宮島優勝戦5着)
35位 山川 美由紀 16,750,000円 (宮島優勝戦3着)
50位 岸 恵子 14,371,000円 (宮島優勝戦2着)
66位 西岡 成美 13,085,000円 (宮島優勝戦6着)