レースリポート
予選落ち危機の松本晶恵や日高逸子ら11Rで激突 宮島オールレディース
2022.10.04
宮島オールレディース(10月1日~6日開催)は3日、開催の3日目が終了した。現時点での予選上位20人は以下のとおり。
1位 寺田 千恵(岡山) 9.40
2位 海野ゆかり(広島) 9.00
3位 山川美由紀(香川) 8.67
4位 中村かなえ(東京) 8.60
5位 落合 直子(大阪) 8.40
6位 西岡 成美(徳島) 7.83
7位 深川麻奈美(福岡) 7.40
8位 田村 美和(東京) 7.20
9位 岸 恵子(徳島) 7.20
10位 櫻本あゆみ(群馬) 7.00
11位 菅野はやか(広島) 6.80
12位 原田 佑実(大阪) 6.60
13位 今井 裕梨(群馬) 6.40
14位 鈴木 成美(静岡) 6.40
15位 池田 浩美(静岡) 6.40
16位 日高 逸子(福岡) 6.20
17位 原 加央理(埼玉) 5.80
18位 中里 優子(埼玉) 5.80
19位 松本 晶恵(群馬) 5.80
20位 水口 由紀(滋賀) 5.40
※()内は支部
予選1位に宮島6Vの寺田千恵、予選2位に同じく宮島6Vの海野ゆかり、予選3位に宮島4Vの山川美由紀と当地実績十分のベテランが上位に並ぶ展開に。また予選4位に121期の中村かなえ、予選6位に123期の西岡成美と若手の奮闘も目立っている。
そして準優ボーダー付近に目を移すと意外な名前がある。ボーダー直下の予選19位は松本晶恵【冒頭の写真】だ。今節ここまで2・6・3・3・4着とまさかの苦戦。前々節の鳴門ヴィーナスシリーズでは予選2位、前節の桐生オールレディースでも予選2位とシリーズリーダー争いを沸かせていた近況だが、今節は一転して予選落ちの危機だ。
松本は宮島通算7優出1Vと当地相性良好。2008年の宮島オール女子戦でデビュー初優出を飾り、2016年には宮島オールレディースで優勝している。今年3月の宮島ヴィーナスシリーズでも優出3着の活躍を見せたばかりだ。
4日目の松本は7R3号艇と11R1号艇で登場。底力を見せて準優に駒を進めてくるのか注目したい。
日高逸子【写真上】も4・3・6・1・3着で予選16位と苦戦気味。2連対率29位タイのモーター61号機にやや手を焼いている印象で、2日目にキャブレター、3日目にピストンリング4本を交換するなど立て直しの作業に追われている。
日高は4日目に6R2号艇と11R3号艇で登場。後半11Rは1号艇に予選19位の松本、さらに6号艇には予選15位の池田浩美が入る番組となっており、予選16位の日高を含め、準優切符をかけた大激戦となりそうなムードだ。