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桐生巧者の廣中智紗衣と原田佑実が逆転準優出を狙う 桐生オールレディース

2022.09.21

 桐生オールレディース(9月18日~23日開催)は20日、3日目が終了した。中里優子(埼玉)が3日目連勝をマークして1・1・2・1・1着で予選首位を快走。予選2位に岸恵子(徳島)、得点率タイの予選3位に落合直子(大阪)がつけている。

 さて予選最終日を迎える4日目だが、勝負駆けの注目カードには2Rを挙げたい。

<桐生 4日目 2R 予選>
1号艇 山崎小葉音(群馬) 予選29位
2号艇 廣中智紗衣(東京) 予選20位
3号艇 喜多那由夏(静岡) 予選9位
4号艇 原田 佑実(大阪) 予選24位
5号艇 藤原 早菜(岡山) 予選45位
6号艇 下野 京香(東京) 予選35位
 ※()内は支部

 このレースにはA1級が2人登場。2号艇の廣中智紗衣【冒頭の写真】、4号艇の原田佑実【写真下・中央】だ。

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 廣中は今節ここまで1・5・5・3・5着で予選20位。2連対率34位タイの低勝率モーターに苦戦気味で、予選落ちの危機を迎えている。廣中は桐生で優出5回の実績があり、これは廣中にとって全国24場のなかで最も多い数字。2018年には桐生PG1レディースチャンピオンで優出3着に入ったこともある。好相性水面で思わぬ苦戦を強いられている廣中が、底力を見せて逆転の予選突破を果たすのか。

 原田は今節ここまで2・6・4・4・3着で予選24位。こちらも2連対率45位のワースト級モーターに手を焼いている。原田は2016年の桐生男女ダブル戦と2018年の桐生男女ダブル戦で優勝歴。通算2Vをいずれも当地で飾っている桐生巧者だ。4日目は2R4号艇と10R1号艇で登場。逆転の勝負駆け成功で準優出となるか注目したい。

 迎え撃つ1号艇は地元の山崎小葉音だ。今節ここまで3・6・6・3・2着で予選29位。しかし5走で展示1番時計4本と舟足軽快で、5走でトップスタート4本と踏み込みも良好。予選突破は厳しい状況だが、インから逃げ切って地元の意地を見せたい。

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