レースリポート
戸敷晃美がデビュー初優出初V狙う! 常滑ヴィーナスシリーズ
2022.09.16
常滑ヴィーナスシリーズ(9月12日~17日開催)は5日目が終了。17日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<常滑 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 川野 芽唯(福岡) 優出69回目、優勝13回
2号艇 岩崎 芳美(徳島) 優出143回目、優勝22回
3号艇 戸敷 晃美(福岡) 初優出
4号艇 鎌倉 涼(大阪) 優出83回目、優勝20回
5号艇 堀之内紀代子(岡山) 優出88回目、優勝8回
6号艇 富樫 麗加(東京) 優出12回目、優勝1回
※()内は支部
予選トップ通過の川野芽唯が準優でイン逃げを決めてポールポジションを獲得。2020年12年の芦屋ヴィーナスシリーズ以来となる優勝に王手をかけた。
川野は優勝戦1号艇がこれまで10回あり、1・1・1・3・1・2・4・1・1・1着で10戦7勝の好成績。しかし常滑では2017年オールレディースで優勝戦1号艇に乗るもイン戦4着に敗れて優勝を逃す悔しい経験をしている。あのときの雪辱を果たして常滑初Vなるか。
対抗1番手は2号艇の岩崎芳美【写真上】だろう。今節2コース戦が2回あったが、2日目11Rで2コース差し、3日目1Rで2コース差しといずれも差しハンドルを決めて1着を奪っている。優勝戦でも川野の内懐を鋭く突いてきそうだ。先日の江戸川オールレディース(9月10日)で同期の海野ゆかりが約1年9カ月ぶりの優勝を飾ったばかりだけに、岩崎も2020年3月の鳴門G2レディースオールスター以来となる約2年6カ月ぶりの優勝を狙いたい。
侮れないのは3号艇の戸敷晃美【冒頭の写真】か。準優で鮮やかな4コースまくりを決めて快勝。デビュー初優出の切符をつかんだ。2連対率3位の好モーター6号機をハイパワーに仕上げてきた戸敷が、勢いそのままに優勝戦でも思い切った攻めを見せてきそうな気配。3コースは今年17戦0勝と苦戦しているが、初優出初Vのチャンスは十分だろう。
また4号艇には6月の住之江オールレディースで優勝戦4号艇で優勝したばかりの鎌倉涼、5号艇には今年5コースで4勝をマークしているアウト巧者の堀之内紀代子、6号艇にはデビュー初Vが6コース差しだった富樫麗加と好メンバーがそろった。見応えある優勝戦になりそうだ。