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初V後は絶好調の今井裕梨! 鉄壁インの倉持莉々に挑む 鳴門ヴィーナス優勝戦

2022.09.03

 鳴門ヴィーナスシリーズ(8月30日~9月4日開催)は5日目が終了。4日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<鳴門 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 倉持  莉々(東京) 今年1コース1着率75%
2号艇 今井  裕梨(群馬) 今年2コース1着率17%
3号艇 岩崎  芳美(徳島) 今年3コース1着率15%
4号艇 金田  幸子(岡山) 今年4コース1着率7%
5号艇 山川 美由紀(香川) 今年5コース1着率9%
6号艇 若狭 奈美子(岡山) 今年6コース1着率0%
※()内は支部

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 予選トップ通過の倉持莉々【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。前節の福岡ヴィーナスシリーズに続く2節連続Vへ王手をかけた。

 倉持は今年インで40戦30勝の1着率75%という強さ。今期に限ると22戦20勝の1着率91%で、現在イン11連勝中という"超"がつく鉄壁ぶりだ。今節も3回あったイン戦でいずれも快勝。初日12Rのドリーム戦ではインからコンマ08の好スタートで逃げ切り、5日目12Rの準優でもインからコンマ08のトップスタートで逃げ切るなど、スタート勘に狂いはない。優勝戦もゼロ台スタートで先手を奪って悠々と勝ち切るのか。

 その倉持は今期に入ってイン戦でわずか2敗だけ。黒星のひとつは7月のG2芦屋MB大賞で船岡洋一郎の3コースまくり差しに敗れた2着。もうひとつは7月の三国オールレディースの準優で今井裕梨に4コースからまくられての3着だ。その今井裕梨が優勝戦2号艇にいる。

 今井裕梨【冒頭の写真】は6月の桐生ヴィーナスシリーズで、猛追の松本晶恵を再三再四振り切ってインからデビュー初Vを飾った。それ以降5節走って3優出と近況絶好調。5月以降の今期勝率も6.12まで上がり、A1級初昇格が狙えそうな勢いだ。

 今井は今節もここまで2・2・6・1・2・1・1・2・1着の活躍ぶりで、9走で5本のゼロ台スタートを決めるなど鋭い踏み込みを連発。優勝戦でもどんな走りを見せるのか、大いに楽しみだ。

 またこの優勝戦は3号艇に準優で3コースまくりを決めた地元の岩崎芳美、4号艇に2013年鳴門レディースチャンピオンで4コースまくりを決めて優勝した金田幸子など、速攻力のある選手が多数。倉持にとって簡単なイン戦ではないことは間違いないだろう。

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