レースリポート
イン10連勝中の倉持莉々が予選トップで準優1号艇 鳴門ヴィーナスシリーズ
2022.09.02
鳴門ヴィーナスシリーズ(8月30日~9月4日開催)は2日、開催4日目が終わって予選ラウンドが終了。3日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<鳴門 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 今井 裕梨(群馬) 今年1コース1着率50%
2号艇 喜多須 杏奈(徳島) 今年2コース1着率6%
3号艇 山川 美由紀(香川) 今年3コース1着率29%
4号艇 勝浦 真帆(岡山) 今年4コース1着率11%
5号艇 山下 友貴(静岡) 今年5コース1着率0%
6号艇 赤澤 文香(岡山) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
準優10Rの1号艇は今井裕梨だ。今節ここまで2・2・6・1・2・1・1着。4日目に2コースまくりと6コースまくりで圧巻の2連勝を飾り、予選3位まで急上昇してきた。ここまで7走すべて展示1番時計を出すなど舟足軽快。快速パワーでイン速攻を狙う。
展開のカギを握るのは4号艇の勝浦真帆【写真下】か。今年平均STコンマ13を誇る女子屈指のスタート巧者だ。勝浦は今年に入って準優に4回乗っているが、そのSTがコンマ09、04、01、05とすべてゼロ台。勝負どころで果敢に踏み込んでくるタイプだ。4コースからカド一撃を目論んでいることだろう。
<鳴門 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 松本 晶恵(群馬) 今年1コース1着率67%
2号艇 島田 なぎさ(埼玉) 今年2コース1着率22%
3号艇 岩崎 芳美(徳島) 今年3コース1着率12%
4号艇 堀之内紀代子(岡山) 今年4コース1着率16%
5号艇 若狭 奈美子(岡山) 今年5コース1着率0%
6号艇 新田 芳美(徳島) 今年6コース1着率0%
準優11Rで侮れないのは4号艇の堀之内紀代子か。今節ここまで1・3・1・1・4・3・2着。不良航法による減点10があったため予選11位にとどまったが、もし減点がなければ予選3位に入る好成績だった。4日目から新しいプロペラに交換されたのが不安材料ではあるが、今期9節走って5優出1Vと好調な堀之内なら準優までに仕上げてくる可能性が高いはず。青いカポックでどんな攻めを見せるのか注目したい。
<鳴門 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 倉持 莉々(東京) 今年1コース1着率74%
2号艇 五反田 忍(大阪) 今年2コース1着率7%
3号艇 金田 幸子(岡山) 今年3コース1着率19%
4号艇 中村 桃佳(香川) 今年4コース1着率23%
5号艇 川野 芽唯(福岡) 今年5コース1着率0%
6号艇 安井 瑞紀(岡山) 今年6コース1着率0%
準優12Rは予選トップ通過の倉持莉々【冒頭の写真】が1号艇で登場する。倉持は今年インで39戦29勝の1着率74%。今期に限ると21戦19勝の1着率90%で、現在イン10連勝中という鉄壁ぶりだ。準優でもきっちり逃げ切って自身2回目の優勝戦1号艇を手にするのか。
優出争いのカギはなんといっても2号艇の五反田忍だろう。今節ここまで2・2・2・2・2・2・5着。2着を6本も取ってきた。
また五反田は今年準優に4回乗って1・1・1・6着と3勝を挙げる勝負強さ。2月の唐津オールレディースでは準優で2コース差し、6月の住之江オールレディースでは準優で5コースまくりを決めるなど大一番で底力を見せている。準優で今節初白星をマークしても不思議ではないだろう。