レースリポート
地元の喜多須杏奈が自身2回目の準優1号艇なるか 鳴門ヴィーナスシリーズ
2022.09.01
鳴門ヴィーナスシリーズ(8月30日~9月4日開催)は1日に、3日目が終了した。倉持莉々(東京)が2・1・1・2・1着のオール2連対で予選首位に浮上。予選2位に松本晶恵(群馬)、予選3位に五反田忍(大阪)がつけている。
さて予選最終日となる4日目だが、注目カードには11Rを挙げたい。
<鳴門 4日目 11R 特選>
1号艇 喜多須杏奈(徳島) 予選5位
2号艇 金田 幸子(岡山) 予選12位
3号艇 大石 真央(静岡) 予選31位
4号艇 中村 桃佳(香川) 予選6位
5号艇 五反田 忍(大阪) 予選3位
6号艇 菅野はやか(広島) 予選36位
※()内は支部
予選3位の五反田忍、予選5位の喜多須杏奈、予選6位の中村桃佳が直接対決。準優ポールポジションをめぐる大一番となりそうだ。
1号艇で登場するのは喜多須杏奈【冒頭の写真】。今節ここまで2・4・1・2・3着と、地元ファンの前で上々の走りを見せている。喜多須は前々節の蒲郡一般戦で約6カ月ぶりの優出を飾るなど近況リズム上昇ムード。デビュー初Vへの機運が高まるなか迎えた今節の地元女子戦だ。
喜多須の準優1号艇はこれまでまだ1回だけ。2019年12月の徳山クイーンズクライマックスシリーズ戦(予選3位通過)が唯一だ。自身2回目の準優絶好枠を狙い、4日目は4R3号艇と11R1号艇で登場する。
中村桃佳は今節ここまで2・6・4・1・1着。2日目終了時点で予選22位と苦しんでいたが、3日目に4コースまくりとイン逃げで2連勝を飾って一気に予選6位まで上がってきた。
中村の4日目は2R1号艇と11R4号艇の2回走り。インは現在7連勝中で、4コースは現在7走連続3連対中といずれも好調なだけに、大逆転で準優1号艇を手にしても不思議ではないだろう。
五反田忍【写真上】は今節ここまで2・2・2・2・2着。今節使用機のなかでは2連対率1位の注目モーター50号機とのコンビで、5走連続2着という走りを見せている。4日目は5R2号艇と11R5号艇で登場。3月の三国ヴィーナスシリーズ以来となる約6カ月ぶりの準優1号艇なるか。