優勝戦で1号艇･守屋美穂vs2号艇･長嶋万記は三国以来2年ぶり　大村オールレディース

　ナイターの大村オールレディース（8月24日～29日開催）は5日目が終了。29日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜大村 最終日 12R 優勝戦＞
1号艇　守屋　美穂（岡山） 今年1コース1着率81％
2号艇　長嶋　万記（静岡） 今年2コース1着率25％
3号艇　滝川真由子（長崎） 今年3コース1着率15％
4号艇　海野ゆかり（広島） 今年4コース1着率12％
5号艇　細川　裕子（愛知） 今年5コース1着率13％
6号艇　前田　紗希（埼玉） 今年6コース1着率6％
　※()内は支部

　予選トップ通過の海野ゆかりが準優でイン戦2着に敗れる波乱。優勝戦ポールポジションは予選2位だった守屋美穂【冒頭の写真】の手に渡った。

　守屋は今年イン32戦26勝で1着率81％の好成績。現在イン10連勝中という鉄壁ぶりだ。今節はここまでイン戦が3回あったが、2日目12Rはコンマ04、4日目11Rはコンマ08、5日目10Rの準優はコンマ09といずれもゼロ台スタートを決めて悠々と逃げ切っている。

　また守屋の優勝戦1号艇の最近10走は2･2･4･6･1･1･1･1･1･1着。2020年にレディースチャンピオンでイン戦2着、レディースチャレンジカップでイン戦6着に敗れるなど優勝戦1号艇で4連敗と苦しんだ時期があったが、2021年以降は6戦全勝で負けなし。この6走のSTはコンマ19、09、04、07、07、13とゼロ台スタートも多く、気迫の踏み込みで逃げ切っている。今節も力強い走りでイン逃走を決めて栄冠を手にするのか。

　対抗1番手は2号艇の長嶋万記【写真上】だろう。長嶋は優勝戦2号艇で6回のV歴。そのうち1回が2020年5月の三国オールレディースで、インの守屋を2コースから差し切っての優勝だった。優勝戦1･2号艇に守屋と長嶋が並ぶのはその三国戦以来。約2年3カ月ぶりの再戦はどんな展開となるのか注目だ。