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120期以降が26人出場の福岡ヴィーナス 127期佐藤ほのかが29万円台の大穴

2022.08.17

 福岡ヴィーナスシリーズ(8月17日~22日開催)が開幕した。17日、初日メーンカードの12R「ドリームレース」は1号艇の大山千広(福岡)がイン逃げで快勝。2着に6号艇の小芦るり華(佐賀)、3着に2号艇の倉持莉々(東京)が入り、3連単1-6-2で1万1500円の配当がつき、23番人気だった。

 さて、戦いの幕が開いた福岡ヴィーナスシリーズだが、今節の特徴は「若手」の多さだ。出場45人のメンバー構成は70期が1人、80期と84期が1人ずつ、90期~99期が4人、101期~109期が4人、110期~118期が8人、そして120期~129期台が26人。実に半分以上を120期以降が占めるというフレッシュな顔ぶれになっている。

 そのため通算1着回数を見ても10勝未満の選手が21人もいる状態。それが以下の顔ぶれだ。

9勝 野田なづき
8勝 佐藤ほのか
7勝 冨名腰桃奈
6勝 中尾彩香
5勝 金子七海、松尾怜実
4勝
3勝 内山七海、池田なな、武井莉里佳、大久保佑香
2勝 松本怜、小林愛実、米丸乃絵、北村寧々、神里琴音、刑部亜里紗
1勝 清水未唯、奥村明日香
0勝 森田梨湖、湯淺紀香、川原愛未

 このなかで初日に1着を奪った選手が3人いる。金子七海(福井)【写真下】、大久保佑香(埼玉)、佐藤ほのか(東京)【冒頭の写真】だ。

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 金子七海(125期)は2Rでイン逃げ快勝。デビュー通算5勝目でイン3勝目となった。大久保佑香(128期)は3Rでイン逃げを決めてデビュー通算3勝目。イン戦は通算4走目での初1着となっている。

 そして佐藤ほのか(127期)が8R(進入固定)を5コースまくりで制してデビュー通算8勝目。コンマ05のトップスタートから鮮やかなまくりを決め、3連単29万9930円という超大穴をあけた。これはヴィーナスシリーズ歴代4位の高配当記録となっている。

 佐藤は今期に入って6節(今節を含む)走って1着6本と白星のペースが急上昇中。6月の多摩川ヴィーナスシリーズでは5コースまくりで3連単4万円台、6月の桐生ヴィーナスシリーズでは3コースまくりで3連単7万円台と高配当も立て続けに出しており近況見逃せない存在となっている。

 2日目からも120期以降の若手が大穴をあけるのか注目しておきたい福岡ヴィーナスシリーズだ。

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