レースリポート
中里優子が津オールレディース優勝で女子賞金ランキング26位に急上昇
2022.08.16
津オールレディース(8月11日~16日開催)が16日に終了した。優勝戦は1号艇の中里優子(埼玉)【冒頭の写真】が快勝。インからコンマ06のトップスタートで逃げ切った。2着に3号艇の加藤綾(三重)、3着に2号艇の藤原菜希(東京)が入り、3連単1-3-2で2120円の7番人気決着となっている。
勝った中里優子は2019年3月の徳山男女ダブル戦以来となる約3年5カ月ぶりの優勝で通算7V。津では6回目の優出で当地初Vとなっている。
今節の中里は2・2・1・2・1・1・1・1・2・1・1着でオール2連対Vの快走。この6日間で優勝賞金105万円を含む約200万円の大きな賞金の上積みに成功した。今年の女子賞金ランキングは今節開幕時点で34位だったが、一気に8人を追い抜いて26位まで急上昇。レディースチャレンジカップ出場ボーダー(女子賞金ランキング20位)までの差も約45万円にまで急激に縮まった。
中里はこれまでレディースチャレンジカップ出場3回(2015年、2016年、2018年)の実績。ただクイーンズクライマックス出場はまだ1回もない。
惜しかったのは2015年だ。この年はレディースチャンピオンで優出2着に入るなど優出8回の活躍を見せ、11月28日の時点で女子賞金ランキング12位につけていた。しかしクイーンズクライマックス選考最終日の11月29日に日高逸子に逆転されて13位に転落。わずか11万7000円差の次点でクイーンズクライマックス初出場を逃す無念を味わっている。
あれから7年の時が経ち、今年12月には50歳を迎える中里だが、年末の大舞台を目指す意欲は衰えていないはず。まずは4年ぶり4回目のレディースチャレンジカップ出場へ。今後の戦いからますます目が離せない。
【2022年女子賞金ランキング】(8月16日、19時現在)
1位 遠藤 エミ 63,416,000円
2位 平高 奈菜 33,931,000円
3位 守屋 美穂 28,367,000円
4位 田口 節子 27,217,266円
5位 香川 素子 26,929,000円
6位 平山 智加 26,910,000円
7位 長嶋 万記 22,137,000円
8位 寺田 千恵 22,098,000円
9位 細川 裕子 21,734,000円
10位 高田 ひかる 21,333,500円
11位 中村 桃佳 21,216,000円
12位 日高 逸子 19,872,500円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 落合 直子 19,571,000円
14位 藤原 菜希 18,171,000円 (津優勝戦3着)
15位 鎌倉 涼 18,106,000円
16位 浜田 亜理沙 17,959,000円
17位 渡邉 優美 17,938,000円
18位 堀之内紀代子 17,780,500円 (津優勝戦4着)
19位 金田 幸子 17,717,000円
20位 三浦 永理 17,387,000円
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26位 中里 優子 16,932,733円 (津優勝戦1着)
93位 加藤 綾 8,574,600円 (津優勝戦2着)
138位 中谷 朋子 6,347,000円 (津優勝戦5着)
157位 垣内 清美 5,576,000円 (津優勝戦6着)