レースリポート
中里優子が約3年5カ月ぶりの優勝に王手 津オールレディース
2022.08.15
津オールレディース(8月11日~16日開催)は5日目が終了。16日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<津 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 中里 優子(埼玉) 今年1コース1着率54%
2号艇 藤原 菜希(東京) 今年2コース1着率30%
3号艇 加藤 綾(三重) 今年3コース1着率11%
4号艇 堀之内紀代子(岡山) 今年4コース1着率17%
5号艇 中谷 朋子(兵庫) 今年5コース1着率23%
6号艇 垣内 清美(三重) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の中里優子【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝。2・2・1・2・1・1・1・1・2・1着のオール2連対で、優勝戦のポールポジションを獲得した。中里が今節乗っているモーター13号機は、前節のお盆レースで佐藤大介が優勝戦1号艇(4着)に乗っており、これで2節連続のポールポジションとなった。
中里は今年インで41戦22勝の1着率54%とやや不安な数字。ただ今節は3回あった1号艇でいずれもきっちり逃げ切っている。圧倒的なパワーでV争いを引っ張ってきた中里が優勝戦でもイン逃走を決めるのか。もし優勝となれば2019年3月の徳山男女ダブル戦以来で約3年5カ月ぶり。通算7回目の優勝を狙う。
対抗1番手は2号艇の藤原菜希【写真上】だろう。今年2コースは33戦10勝の1着率30%で、今期に限れば17戦8勝で1着率47%という好成績。準優では、その力を見せつけるように2コース差しを決めたばかりだ。
また今節の藤原はスタートが光り、4日目からコンマ07、07、05、08とゼロ台スタート4連発中。優勝戦でも鋭い踏み込みで中里にプレッシャーをかけてくる可能性大だろう。
そのほかにも地元Vを狙う3号艇の加藤綾と6号艇の垣内清美や、今節センターまくりを3発決めている4号艇の堀之内紀代子、津で優勝4回を誇る5号艇の中谷朋子と、優勝戦は好メンバーがそろった。見応えある一戦となりそうだ。