レースリポート
初づくしの實森美祐が女子賞金17位からQC当確へ王手! 丸亀レディースチャンピオン
2022.08.07
丸亀での「PG1第36回レディースチャンピオン」(8月2日~7日開催)は5日目が終了。いよいよ最終日を残すのみとなった。
最終日の終盤カードは賞典レースとなり、10Rが特別選抜B戦(1着賞金75万円)、11Rが特別選抜A戦(1着賞金108万円)、12Rが優勝戦(1着賞金1100万円)と高額賞金のかかったレースが続く。レディースチャンピオン最終日は1年間で最も大きく女子賞金ランキングが変動する1日だといえるだろう。年末、住之江で行われるPG1クイーンズクライマックス(QC)への出場権争いの天王山だ。
8月6日終了時点での今年の女子賞金ランキングと、丸亀最終日10~12R出場予定は以下のとおり。
【2022年女子賞金ランキング】(8月6日現在)
1位 遠藤 エミ 63,416,000円
2位 平高 奈菜 33,087,000円
3位 守屋 美穂 27,056,000円 (10R特別選抜B戦・2号艇)
4位 田口 節子 26,364,266円 (10R特別選抜B戦・3号艇)
5位 平山 智加 22,472,000円 (12R優勝戦・6号艇)
6位 寺田 千恵 22,098,000円
7位 細川 裕子 21,734,000円
8位 長嶋 万記 21,129,000円 (11R特別選抜A戦・5号艇)
9位 中村 桃佳 20,222,000円
10位 高田ひかる 20,039,500円
11位 日高 逸子 19,582,500円
12位 落合 直子 18,358,000円
―――――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――――
13位 浜田亜理沙 17,701,000円
14位 鎌倉 涼 17,098,000円 (10R特別選抜B戦・1号艇)
15位 渡邉 優美 17,025,000円 (11R特別選抜A戦・3号艇)
16位 倉持 莉々 16,980,000円
17位 實森 美祐 16,884,000円 (12R優勝戦・1号艇)
18位 三浦 永理 16,616,000円 (11R特別選抜A戦・2号艇)
19位 金田 幸子 16,497,000円 (10R特別選抜B戦・5号艇)
20位 海野ゆかり 16,314,000円 (10R特別選抜B戦・4号艇)
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32位 松尾 夏海 14,081,000円 (12R優勝戦・4号艇)
33位 香川 素子 13,959,000円 (12R優勝戦・3号艇)
34位 大山 千広 13,891,000円 (12R優勝戦・2号艇)
35位 角 ひとみ 13,635,000円 (11R特別選抜A戦・1号艇)
44位 渡辺 千草 12,239,000円 (11R特別選抜A戦・6号艇)
54位 藤崎小百合 10,999,500円 (12R優勝戦・5号艇)
55位 喜井つかさ 10,966,000円 (10R特別選抜B戦・6号艇)
131位 土屋実沙希 6,414,000円 (11R特別選抜A戦・4号艇)
特別選抜B戦の10Rは鎌倉涼【写真上】が1号艇で登場する。現在女子賞金ランキング14位。クイーンズクライマックス出場ボーダーまで126万円差という状況だ。この10R1号艇できっちり勝ち切れば、差を一気に縮められる。昨年女子賞金ランキング13位の次点でクイーンズクライマックス出場を逃した無念を晴らすためにもここが大事な一戦になってくる。
特別選抜A戦の11Rは3号艇の渡邉優美に注目したい。現在女子賞金ランキング15位につけている渡邉だが、このあと8月8日~9月6日まで30日間のF休みを控えている状況。休み中に大きくランクダウンすることは避けられない。それだけにこの11Rで少しでも多くの賞金を上積みしておきたいところだ。
優勝戦12Rの注目はもちろん1号艇の實森美祐【冒頭の写真】。現在女子賞金ランキング17位につけており、もし優勝して1100万円を加算すれば一気に3位あたりまで浮上できる計算だ。しかも今年の獲得賞金額が昨年のクイーンズクライマックス出場ボーダー(2721万円)を超えるため、ベスト12入りがほぼ確実といえる状況になる。デビュー初優勝とG1初Vを同時に飾って、さらにクイーンズクライマックス初出場にも当確ランプをともすのか。