レースリポート
丸亀レディースチャンピオン 完全復活した大山千広が優出誓う
2022.08.06
丸亀のプレミアムG1第36回レディースチャンピオンはきょう6日が開催5日目。9R・10R・11Rが準優勝戦だ。
それぞれ1号艇の3人は3連対キープ、あるいは2連対キープで舟券に貢献し続けている。
9R 1号艇 香川素子(オール3連対)
10R 1号艇 大山千広(オール3連対)
11R 1号艇 實森美祐(オール2連対)
中でも大山千広の活躍が注目を集めている。完全復調を印象づけているからだ。
人気&実力ともに女子№1レーサーとしてかっ飛ばしていたさなかの2019年12月にフライングを切ると、そこからスリットオーバーを連発。5期で7本に至ってしまう。SG常連になる勢いだったがそこで止まってしまった。
今期を含め8期連続A1級ながら不完全燃焼。今年は未だSG出場がないのだ。
しかし、2022年5月以降完全にリズムアップしている。
来期適用期間の勝率(2022年5月1日~8月5日集計)は7.60。現時点ながら過去最高の値である。
1着率は30.2%、2連対率55.8%、3連対率に至っては79.1%に及んでいる。
前節の若松オールレディースで優勝した勢いそのままに今大会に突入し、2・2・3・1・3・1着で予選2位通過としている。
特筆すべきは2本の1着がいずれも5コースからという点。3日目はまくり、4日目は差し決着だった。
予選道中、回転の上がりが気になったのか「やや重い感じがある…」などのコメントが出ていたが、4日目を終えると「乗り心地バツグンです。スタートの感じもいい…」に変わってきている。
きょうはスタートに集中し、持ち前の高速ターンで逃げ切るだけだ。
そんな熱戦をきょうもYouTubeが伝えてくれる。配信開始は18時予定だ。注目したい。