レースリポート
準優は女子賞金15位以下の鎌倉涼、渡邉優美らが勝負駆け 丸亀レディースチャンピオン
2022.08.06
丸亀での「PG1第36回レディースチャンピオン」(8月2日~7日開催)は4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバーが決まった。
<丸亀 5日目 9R 準優勝戦>
1号艇 香川 素子(滋賀) 女子賞金ランキング33位
2号艇 鎌倉 涼(大阪) 女子賞金ランキング15位
3号艇 松尾 夏海(香川) 女子賞金ランキング32位
4号艇 土屋実沙希(静岡) 女子賞金ランキング134位
5号艇 金田 幸子(岡山) 女子賞金ランキング19位
6号艇 三浦 永理(静岡) 女子賞金ランキング18位
<丸亀 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 大山 千広(福岡) 女子賞金ランキング34位
2号艇 守屋 美穂(岡山) 女子賞金ランキング3位
3号艇 海野ゆかり(広島) 女子賞金ランキング20位
4号艇 角 ひとみ(広島) 女子賞金ランキング36位
5号艇 長嶋 万記(静岡) 女子賞金ランキング8位
6号艇 藤崎小百合(福岡) 女子賞金ランキング55位
<丸亀 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 實森 美祐(広島) 女子賞金ランキング17位
2号艇 田口 節子(岡山) 女子賞金ランキング4位
3号艇 渡邉 優美(福岡) 女子賞金ランキング16位
4号艇 櫻本あゆみ(群馬) 女子賞金ランキング53位
5号艇 平山 智加(香川) 女子賞金ランキング5位
6号艇 渡辺 千草(東京) 女子賞金ランキング46位
準優をより一層楽しむためには今年の女子賞金ランキングを頭に入れておきたいところだ。レディースチャンピオンは優勝賞金1100万円の女子ビッグレースで、年末住之江のクイーンズクライマックス出場権争いという面から見ても大一番。優勝戦6着でも賞金は150万円あり、これはG3オールレディース優勝賞金(105万円)のおよそ1.5倍という大きな額だ。誰が優出するかで賞金ランキングの状況は大きく変わってくる。
今節は今年の女子賞金ランキング2位の平高奈菜、6位の寺田千恵(途中帰郷)、7位の細川裕子(途中帰郷)が準優に乗れないという意外な結果(断然1位の遠藤エミはF休み中)。それに続くクイーンズクライマックス出場ボーダー前後にいる選手たちも軒並み準優進出を逃す波乱となった。上の表の準優メンバーに入れなかったのは、ほかに9位の中村桃佳、10位の高田ひかる、11位の日高逸子、12位の落合直子、13位の浜田亜理沙、14位の倉持莉々(途中帰郷)。
一方、女子賞金ランキング15位の鎌倉涼【冒頭の写真】、16位の渡邉優美【写真上】、17位實森美祐、18位の三浦永理、19位の金田幸子、20位の海野ゆかりが予選を突破して準優に進出。これらの選手たちは優出すれば12位以内へ浮上できる可能性が高いだけに、この準優は大きな勝負どころだ。
また女子賞金ランキング34位の大山千広が予選2位、同33位の香川素子が予選3位で準優1号艇を手にしたのも大きい。2人はクイーンズクライマックス出場ボーダーまで450万円ほどの大差がある状態。しかし今節優勝すれば一気に逆転可能であり、優勝戦2着(賞金420万円)でもボーダーへ急接近できる。夢を広げるためにもまずは優出切符をきっちり確保したい。