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苦手?な本大会予選1号艇で勝負駆けに臨む長嶋万記 PG1丸亀レディースチャンピオン

2022.08.05

 丸亀での「PG1第36回レディースチャンピオン」(8月2日~7日開催)は3日目が終了した。實森美祐(広島)が1・1・2・1着で予選首位に浮上。予選2位に鎌倉涼(大阪)、予選3位に大山千広(福岡)がつけている。

 さて予選最終日となるシリーズ4日目だが、最注目カードには9Rを挙げたい。

<丸亀 4日目 9R 予選>
1号艇 長嶋 万記(静岡) 予選9位
2号艇 實森 美祐(広島) 予選1位
3号艇 落合 直子(大阪) 予選44位
4号艇 中村かなえ(東京) 予選21位
5号艇 大山 千広(福岡) 予選3位
6号艇 山川美由紀(香川) 予選18位
 ※()は支部

 シリーズリーダーの實森美祐【写真下】が2号艇で登場。予選トップ通過なるか大きな注目が集まる一戦だ。

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 だが、それ以上に注目したい存在がいる。1号艇の長嶋万記【冒頭の写真】だ。今節ここまで2・4・2・2着で予選9位(上位着位数の比較含む)。4日目は5R5号艇と9R1号艇で予選突破に向けて勝負駆けに挑む。

 長嶋はこれまでレディースチャンピオンに過去15回出場しているが優出ゼロ。通算34Vを誇る実力者の長嶋がまだ一度もレディースチャンピオンの優勝戦を経験していないというのは意外すぎる話だ。苦戦している要因のひとつは"1号艇"だ。女子トップクラスのイン巧者として知られる長嶋だが、レディースチャンピオンではなぜか1号艇で苦しんでいる。

 例えば2019年蒲郡大会では2日目12Rの1号艇でまさかのイン戦4着に終わり、これも響いて予選29位で敗退。2020年多摩川大会では3日目終了時点で予選15位につけていたが、4日目9Rの1号艇でイン戦3着に敗れて勝負駆けに失敗し、予選19位の次点に泣いた。そして2021年の地元浜名湖大会では初日4Rの1号艇で手痛いイン戦4着。2日目から懸命に巻き返したが予選15位にとどまり、準優5号艇で3着敗退となっている。

 長嶋は、レディースチャンピオンの予選道中での1号艇では現在3連敗中。なぜか相性が悪いだけに今年こそ勝ち切りたいところだ。

 ただこの4日目9Rは2号艇に予選首位の實森美祐、5号艇に予選3位の大山千広など強力なメンバーがそろう一戦。さらに6号艇の山川美由紀は予選18位という崖っぷちにいるだけに、前付けを仕掛けてくる可能性が大いにある。何が起こっても不思議ではなさそうな4日目9Rだ。

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