レースリポート
3日目は平高奈菜ら差し巧者がずらり4号艇! 丸亀レディースチャンピオン
2022.08.04
丸亀での「PG1第36回レディースチャンピオン」(8月2日~7日開催)は2日目が終了した。土屋実沙希(静岡)が1・1着の開幕2連勝で予選首位に立った。予選2位には1・1・2着の實森美祐(広島)がつけている。
さてシリーズ中盤を迎える丸亀レディースチャンピオンだが、3日目は"差し"に注目してみたい。今節出場メンバーのなかでの「今年差し1着本数ベスト10」は以下のとおり。
1位 細川 裕子 12本 (4R4号艇)
2位 平高 奈菜 11本 (4R6号艇・9R4号艇)
3位 田口 節子 10本 (6R2号艇・12R6号艇)
3位 滝川真由子 10本 (4R3号艇・11R6号艇)
5位 原田 佑実 9本 (10R4号艇)
5位 中村 桃佳 9本 (8R4号艇)
7位 松尾 夏海 8本 (5R5号艇)
8位 宇野 弥生 7本 (1R4号艇)
8位 長嶋 万記 7本 (3R3号艇)
8位 魚谷 香織 7本 (11R1号艇)
8位 實森 美祐 7本 (11R5号艇)
(※カッコ内は3日目の出走レース)
3日目の出走レースを見ると、差し1着本数1位の細川裕子が4R4号艇、2位の平高奈菜が9R4号艇、5位タイの原田佑実が10R4号艇、同じく5位タイの中村桃佳が8R4号艇、8位タイの宇野弥生が1R4号艇に組まれている。3日目は女子屈指の差し巧者たちが次々と4号艇で登場するわけだ。青いカポックが展開のカギを握ってくるか。
細川裕子【写真上】は今期(5月1日以降)だけで差し1着を8本もマーク。まくり速攻のイメージも強い細川だが、近況はむしろ鋭い差しハンドルのほうが光っている。今節はここまで4・4・2着で予選23位(上位着位数の比較含む)とやや苦戦気味。3日目4R4号艇は予選突破への正念場になる。
平高奈菜【冒頭の写真】は今節ここまで3・4・1着で予選6位と上々の滑り出し。3日目9R4号艇でポイントを稼いでさらにランクアップしたい状況だ。
平高は今年女子レースでの4コース成績が1・2・3・1・2・3・2・転・2・2着。選手責任外の転覆を除けば9走オール3連対という安定ぶりだ。4コースからいかに展開を突いてくるのか目が離せない。