レースリポート
大山千広と高田ひかるが約10カ月ぶり直接対決! 若松オールレディース優勝戦
2022.07.29
ナイターの若松オールレディース(7月24日~29日開催)は5日目が終了。29日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<若松 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 大山 千広(福岡) 今年1コース1着率75%
2号艇 高田ひかる(三重) 今年2コース1着率35%
3号艇 海野ゆかり(広島) 今年3コース1着率17%
4号艇 渡邉 優美(福岡) 今年4コース1着率13%
5号艇 渡辺 千草(東京) 今年5コース1着率0%
6号艇 大豆生田蒼(埼玉) 今年6コース1着率22%
予選トップ通過の大山千広【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝し、ポールポジションを獲得。昨年12月の戸田男女ダブル戦以来となる優勝に王手をかけた。
大山の優勝戦1号艇は昨年8月の福岡お盆レース以来、約11カ月ぶりで通算16回目。過去15走の成績はF・3・1・6・1・1・1・1・1・1・1・1・1・6・1着で、15戦11勝の1着率73%というさすがの成績だ。この15走の平均STはコンマ10と速く、ゼロ台スタートも6本決めている。今回もインからスリットで先行して逃げ切りたい。
大山がスリットで先行したいのには、いつも以上の理由がある。2号艇に高田ひかる【写真上】がいるからだ。
高田は今節ここまで10走すべて展示1番時計をマーク。今節もきっちり伸び足を仕上げてきた。準優ではインの浜田亜理沙がコンマ09、2コースの高田がコンマ08と僅差のスタートだったが、スリットを過ぎると高田が強烈に伸びて浜田を置き去りにし、抵抗も許さず電光石火のまくり一撃。圧巻の速攻劇だった。優勝戦も2号艇になった高田が同じ展開を狙ってくると考えるのが妥当だろう。
エース7号機を駆る大山と、伸び足強力な高田が内枠で激突する楽しみな優勝戦に。ちなみに大山と高田が同走するのは、昨年9月の徳山ヤングダービー2日目以来で約10カ月ぶりと意外にも久々。注目の対決は果たしてどんな展開となるのか。