レースリポート
細川裕子が大村ヴィーナスシリーズ優勝! 次節レディースチャンピオンに弾み
2022.07.24
ナイターの大村ヴィーナスシリーズ(7月18日~23日開催)が終了した。優勝戦は2号艇の細川裕子(愛知)【冒頭の写真】が快勝。2コースから鋭い差しハンドルを決めて栄冠を手にした。1号艇の藤崎小百合(福岡)は無念のイン戦2着。3着には3号艇の中田夕貴(埼玉)が入り、3連単2-1-3で3530円の13番人気決着となっている。
勝った細川は昨年11月の蒲郡オールレディース以来となる約8カ月ぶりの優勝で通算12V。大村では2009年男女ダブル戦でデビュー初Vを飾ったのに続く当地2回目の優勝となっている。
細川はこの優勝で賞金98万円を獲得し、今年の獲得賞金が2000万円を突破。女子賞金ランキングは今節開幕時点で7位だったが5位まで上がってきた。3年連続5回目のクイーンズクライマックス出場に向けて視界は良好だ。
近況の細川は最近6節で4優出1Vと好リズム。特に5月の若松ヴィーナスシリーズで優出2着、6月の住之江オールレディースで優出4着、7月の大村ヴィーナスシリーズで優勝とナイターで好成績が目立っている。
そんな細川が迎える次節は丸亀で行われるPG1レディースチャンピオン(8月2日~7日開催)。ナイター決戦となるだけに期待は一段と高まる。細川はこれまでレディースチャンピオンに18回出場して優出5回の実績。幾度もV争いを沸かせてきたがまだ優勝には手が届いていない。今年こそ女王初戴冠なるか。
また細川は今節5勝を上積みしてデビュー通算978勝まで伸ばしてきた。1000勝の大台も近づいてきただけに、今後の走りからますます目が離せない。
【2022年女子賞金ランキング】(7月23日現在)
1位 遠藤 エミ 62,793,000円
2位 平高 奈菜 31,505,000円
3位 守屋 美穂 25,902,000円
4位 田口 節子 24,621,266円
5位 細川 裕子 20,867,000円 (大村優勝戦1着)
6位 寺田 千恵 20,396,000円
7位 長嶋 万記 20,070,000円
8位 平山 智加 19,910,000円
9位 中村 桃佳 18,162,000円
10位 日高 逸子 18,072,500円
11位 高田ひかる 17,542,500円
12位 落合 直子 16,456,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 浜田亜理沙 15,618,000円
14位 實森 美祐 15,586,000円
15位 金田 幸子 15,576,000円
16位 清水 沙樹 15,464,000円
17位 倉持 莉々 15,398,000円
18位 松本 晶恵 15,055,000円
19位 三浦 永理 15,053,000円
20位 鎌倉 涼 15,051,000円
|
35位 中田 夕貴 12,033,199円 (大村優勝戦3着)
45位 滝川真由子 10,789,000円 (大村優勝戦5着)
53位 富樫 麗加 10,139,000円 (大村優勝戦6着)
59位 藤崎小百合 9,900,500円 (大村優勝戦2着)
120位 安井 瑞紀 6,468,000円 (大村優勝戦4着)