レースリポート
優勝戦は中田夕貴と富樫麗加に注目 関東勢のヴィーナスシリーズ6連覇なるか 大村
2022.07.23
ナイターの大村ヴィーナスシリーズ(7月18日~23日開催)は5日目が終了。23日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<大村 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 藤崎小百合(福岡) 優出65回目、優勝9回
2号艇 細川 裕子(愛知) 優出110回目、優勝11回
3号艇 中田 夕貴(埼玉) 優出14回目、優勝1回
4号艇 滝川真由子(長崎) 優出18回目、優勝3回
5号艇 安井 瑞紀(岡山) 優出2回目、優勝0回
6号艇 富樫 麗加(東京) 優出11回目、優勝1回
準優3個レースがいずれも2連単1-2の決着となり、予選1~6位の6人が優勝戦1~6号艇に並ぶことになった。
1号艇に座るのは藤崎小百合【写真下の左奥】。1・5・1・1・1・3・1・1・1・1着と10戦8勝のピンラッシュでポールポジションを手にした。今節の藤崎はスタートの充実ぶりが目立ち、今節平均STコンマ10は全体トップの数字。特に4日目以降はコンマ06、09、01、04とゼロ台スタート4連発中だ。優勝戦でもインからスリット先制で逃げ切りたい。2020年1月の大村特別ヴィーナスシリーズを最後に優勝から遠ざかっている藤崎が、久々の優勝を再び大村でつかみ取るのか。
そして目が離せないのは関東地区の2人、埼玉支部の中田夕貴【冒頭の写真】と東京支部の富樫麗加【写真上・中央】だ。というのも現在ヴィーナスシリーズは関東地区勢が5大会連続で優勝中。すさまじい勢いを見せている近況だ。
特に埼玉支部勢は5月江戸川で前田紗希、6月多摩川で浜田亜理沙、7月津で再び浜田亜理沙とヴィーナスシリーズでVラッシュ中。今節は中田がその流れに乗ってくるのか。
今節の中田は10走で展示1番時計7本と舟足軽快。また10走でトップスタート5本と鋭い踏み込みも見せている。優勝戦3号艇で勝ち切るチャンスは十分だろう。
【2022年ヴィーナスシリーズ優勝者】
1月16日 児島 土屋 南(岡山)
1月28日 江戸川 清水 沙樹(東京)★
2月9日 平和島 廣中智紗衣(東京)★
2月21日 浜名湖 土屋 南(岡山)
3月5日 戸田 平田さやか(東京)★
3月18日 宮島 三浦 永理(静岡)
4月1日 三国 平高 奈菜(香川)
4月13日 芦屋 平高 奈菜(香川)
4月20日 平和島 田口 節子(岡山)
5月16日 江戸川 前田 紗希(埼玉)★
5月29日 若松 藤原 菜希(東京)★
6月10日 多摩川 浜田亜理沙(埼玉)★
6月28日 桐生 今井 裕梨(群馬)★
7月11日 津 浜田亜理沙(埼玉)★
(※★は関東地区勢)