レースリポート
まくり優勢の三国オールレディース 4日目も原田佑実らの速攻力に注目
2022.07.14
三国オールレディース(7月12日~17日開催)は14日、3日目が終了した。中村桃佳(香川)が2・1・2・1・1・1着のオール2連対で予選首位に浮上。予選2位には藤原菜希(東京)、予選3位には倉持莉々(東京)と東京支部勢が続いている。
さてシリーズ前半戦を終えた三国オールレディースだが、ここまで3日間の決まり手内訳は、逃げ16本、まくり9本、まくり差し5本、差し3本、抜き3本に。イン1着率は44%にとどまっており、まくりが9本、1着率25%と猛威をふるっている。
シリーズ後半戦もまくり巧者たちが展開のカギを握ってきそうだ。今節出場メンバーの中での「今年まくり1着本数ベスト10」は以下のとおり。
1位 原田 佑実 11本
1位 寺田 千恵 11本
3位 永井 聖美 9本
4位 金田 幸子 8本
4位 堀之内紀代子 8本
6位 高憧 四季 7本
6位 池田 浩美 7本
6位 五反田 忍 7本
9位 中村 桃佳 6本
10位 前田 紗希 5本
原田佑実(まくり1位タイ)【冒頭の写真】は2日目7Rで2コースまくり、3日目6Rで3コースまくりを決めるなど連日速攻を披露。4日目は2回走りの後半で12Rの4号艇に組まれており、3日連続のまくり一撃を見せるのか注目だ。
寺田千恵(まくり1位タイ)は3日目3Rで2コースまくりを決め、これが今年11本目のまくり1着に。昨年は1年間でまくり1着14本だったが、今年はそれを大幅に上回るペースでまくりを量産している。4日目は7R6号艇と11R2号艇で登場。再び速攻を見せるのか。
永井聖美(まくり3位)【写真上】は4日目は5R4号艇の1回走り。現在予選得点率20位で準優進出へ勝負駆けの状況だけに、得意の速攻を見せたいところだろう。
4日目8Rは3号艇に前田紗希(まくり10位)、5号艇に五反田忍(まくり6位タイ)、6号艇に池田浩美(まくり6位タイ)が入る番組に。速攻力のある選手がそろっているだけに、どんな展開になるのか目が離せない。