レースリポート
準優は西岡育未ら初優出狙う3人に注目 津ヴィーナスシリーズ
2022.07.09
津ヴィーナスシリーズ(7月6日~11日開催)は4日目が終わって予選ラウンドが終了。10日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<津 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 中村かなえ(東京) 通算4優出0V
2号艇 細川 裕子(愛知) 通算108優出11V
3号艇 水野 望美(愛知) 通算29優出2V
4号艇 中田 夕貴(埼玉) 通算13優出1V
5号艇 山下 夏鈴(三重) 通算0優出0V
6号艇 後藤 美翼(東京) 通算7優出1V
※()内は支部
<津 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 田口 節子(岡山) 通算217優出66V
2号艇 若狭奈美子(岡山) 通算11優出1V
3号艇 香川 素子(滋賀) 通算127優出24V
4号艇 津田 裕絵(山口) 通算31優出2V
5号艇 中里 優子(埼玉) 通算78優出6V
6号艇 加藤 綾(三重) 通算19優出0V
<津 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 浜田亜理沙(埼玉) 通算41優出4V
2号艇 中谷 朋子(兵庫) 通算135優出23V
3号艇 山川美由紀(香川) 通算372優出80V
4号艇 安井 瑞紀(岡山) 通算0優出0V
5号艇 間庭 菜摘(福岡) 通算1優出0V
6号艇 西岡 育未(徳島) 通算0優出0V
準優に駒を進めた18人のなかには初優出を目指す選手が3人いる。10R5号艇の山下夏鈴、12R4号艇の安井瑞紀、12R6号艇の西岡育未だ。
山下夏鈴は4・5・2・1・5・1着で予選15位通過。前節の津G3イースタンヤングに続く2節連続の準優出となった。山下はこれまで準優に9回乗っているが、その成績は6・4・5・3・3・5・6・3・6着。
惜しいレースはいくつもあったが優出には手が届いていない。特に地元の津では昨年11月の津ヴィーナスシリーズで準優3号艇3着、今年3月の津オールレディースで準優5号艇3着と立て続けにあと一歩で涙をのんでいる。今度こそ悲願のデビュー初優出をつかみたい。
安井瑞紀【写真上】は2・4・5・2・2・3着で予選12位通過。6月の尼崎オールレディース以来、2節ぶりの準優出となった。安井もこれまで準優に9回乗っているが、6・6・5・5・6・6・6・5・5着となぜか大苦戦。勝負どころで悔しい思いを重ねてきた。今節の安井は体重をデビュー以来最軽量となる47.0キロまで絞ってくるなど気合十分。準優の壁を打ち破って初優出なるか。
西岡育未【冒頭の写真】は1・6・3・4・3・3着で予選18位通過。今年3月の三国ヴィーナスシリーズ以来となる7節ぶりの準優出を果たした。
西岡が手にしているモーター32号機は2連対率今節1位。これまで20節走って7優出2Vの実績があり、前節の一般戦では三角哲男が1・1・3・1・1・1・1・1・1・1・1着という、すさまじいピンラッシュを見せて優勝した注目機だ。また昨年11月のヴィーナスシリーズでは高橋淳美が乗って優出2着、今年3月のオールレディースでは高憧四季が乗って優出5着に入っており、女子戦ファンにもなじみ深いモーターだろう。
西岡はこれが通算8回目の優出挑戦。これまで7走は6・5・4・4・6・4・4着に終わっている。エース級モーターとのコンビで初優出を狙う西岡に注目したい。