レースリポート
当地7Vの田口節子が”津ドリーム戦1号艇”の連敗ストップなるか ヴィーナスシリーズ
2022.07.05
津ヴィーナスシリーズ(7月6日~11日開催)が6日に開幕する。A1勢からは山川美由紀(香川)、田口節子(岡山)、細川裕子(愛知)、西村美智子(香川)、松尾夏海(香川)が参戦。来年のレディースチャンピオン開催地に決まった津で、女子レーサーたちが熱い戦いを繰り広げる。
初日のメーンカードは12Rの「ツッピードリーム戦」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<津 初日 12R ツッピードリーム戦>
1号艇 田口 節子(岡山) 今年1コース1着率83%
2号艇 細川 裕子(愛知) 今年2コース1着率36%
3号艇 西村美智子(香川) 今年3コース1着率24%
4号艇 香川 素子(滋賀) 今年4コース1着率0%
5号艇 中田 夕貴(埼玉) 今年5コース1着率0%
6号艇 實森 美祐(広島) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは田口節子【冒頭の写真】だ。田口といえば女子屈指の"津巧者"として有名。当地で通算10優出7Vという抜群の実績を誇り、今年3月の津オールレディースでも優出2着の活躍を見せたばかりだ。
そんな田口だが津のイン戦では意外と苦戦。当地イン最近10走は3・1・1・5・1・1・F・2・1・1着で10戦6勝となっている。しかも当地前々走となる2019年の津オールレディースでは初日ドリーム戦1号艇でイン戦5着に敗れて3連単9万円台の高配当を献上。また当地前走となる今年3月の津オールレディースでも初日ドリーム戦1号艇でイン戦2着に敗れている。津のドリーム戦1号艇は2連敗中だ。今節こそ人気に応えて勝ち切れるか。
舟券のカギには3号艇の西村美智子【写真上】を挙げたい。西村は前節の丸亀一般戦で手痛いフライングを切ったばかり。スタートに不安を感じて買い控えるファンも多いかもしれない。
しかし西村は前期もフライングを1本切っているが、そのときはF1本持ちの状態で期末まで71走し、その平均STがコンマ14という速い数字だった。女子トップクラスのスタート力を持つ西村だけに、F1本を持った程度で踏み込みが緩むことはない。このドリーム戦でも好スタートから連に絡んでくるのか。