レースリポート
2日目ドリームは前節Vの勢いある浜田亜理沙に注目 桐生ヴィーナスシリーズ
2022.06.24
桐生ナイターのヴィーナスシリーズ(6月23日~28日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「桐生ドリーム」は3号艇の廣中智紗衣(東京)が快勝。3コースから鮮やかにまくり差しを決めた。2着には1号艇の松本晶恵(群馬)、3着には4号艇の實森美祐(広島)が入り、3連単3-1-4で5930円の19番人気決着となっている。
そして24日、2日目のメーンカードは12Rの「ヴィーナスドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<桐生 2日目 12R ヴィーナスドリーム>
1号艇 田口 節子(岡山) 今年1コース1着率87%
2号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今年2コース1着率39%
3号艇 松尾 夏海(香川) 今年3コース1着率21%
4号艇 櫻本あゆみ(群馬) 今年4コース1着率8%
5号艇 中川 りな(福岡) 今年5コース1着率0%
6号艇 富樫 麗加(東京) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは田口節子だ【写真上】。今年インは39戦34勝で1着率87%という鉄壁ぶり。圧倒的な人気を背負う一戦となりそうだ。
桐生で田口といえば思い出すのが今年2月のG2レディースオールスター。優勝戦1号艇でイン戦3着に敗れて優勝を逃したのが記憶に新しい。あのとき以来となる桐生参戦で、初日は4カドから伸び切れず、外をつけ回っての3着だった。今節こそ優勝をつかみたいところ。2日目のドリーム戦は1号艇できっちり勝ちたい。
対抗1番手は2号艇の浜田亜理沙【冒頭の写真】。前節の多摩川ヴィーナスシリーズで約8年9カ月ぶりの優勝を飾り、好リズムで桐生に転戦。初日は手堅いターンで接戦を4、2着だった。浜田は2コース最近10走が2・1・1・1・4・2・2・2・2・1着で1着率40%、2連対率90%という好成績。1号艇の田口とどんな勝負を演じるのか楽しみだ。
そのほかにも3号艇には近況3節連続優出中の松尾夏海、4号艇には地元群馬の櫻本あゆみ、5・6号艇には中川りなと富樫麗加の112期コンビと役者がそろっている。果たして田口が順当に逃げ切るのか、それとも波乱が起こるのか。目が離せない好カードだ。