レースリポート
鎌倉涼が16回目の挑戦で地元初Vなるか 住之江オールレディース
2022.06.22
住之江オールレディース(6月17日~22日開催)は5日目が終了。22日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<住之江 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 細川 裕子(愛知) 今年1コース1着率67%
2号艇 小池 礼乃(福岡) 今年2コース1着率14%
3号艇 五反田 忍(大阪) 今年3コース1着率13%
4号艇 鎌倉 涼(大阪) 今年4コース1着率10%
5号艇 岩崎 芳美(徳島) 今年5コース1着率5%
6号艇 寺田 千恵(岡山) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の細川裕子が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。昨年11月の蒲郡オールレディース以来となる優勝に王手をかけた。
細川は優勝戦1号艇が過去15回あるが、3・1・不・3・3・2・F・1・2・1・4・転・1・2・2着で15戦4勝。1着率27%となぜか相性が悪い。今年に入ってからも優勝戦ポールポジションが2回あったが、1月の住之江一般戦では西村拓也に2コースから差されてイン戦2着、5月の若松ヴィーナスシリーズでも藤原菜希に2コースから差されて2着といずれも苦杯をなめている。今度こそ逃げ切って優勝を手にしたいところだ。
2号艇には小池礼乃【写真上】が入る。これが自身9回目の優出。今期(5月~)に入ってから5節走って3優出と近況絶好調だ。近況2コースも1・3・3・2・2・1着で6走連続3連対中と安定感十分。デビュー初Vへ機運は高まっている。
侮れないのは中枠の地元大阪コンビだろう。3号艇の五反田忍は準優で鮮やかに5コースまくり一撃。鋭いスタートと伸び足で速攻を仕掛け、インの鎌倉涼を破って3連単3万円台の高配当を提供した。今節は3日目前半まで5・2・2・4着とやや苦戦したが、3日目後半から1・2・1・1着と気配が一変。リズムアップが著しいだけに、優勝戦でも攻め手になってくるかもしれない。
鎌倉涼【冒頭の写真】は準優で手痛いイン戦2着。準優1号艇での連勝が11でストップするまさかの結果となり、優勝戦は4号艇となった。鎌倉はこれまで地元住之江で優勝戦に15回乗っているが、3・3・5・4・3・2・2・5・5・3・5・4・2・2・6着でまだ優勝なし。悲願の地元初Vを目指す。