レースリポート
18歳の宮崎つぐみが女王2人を破りデビュー初1着! 予選16位浮上 住之江オールレディース
2022.06.20
住之江オールレディース(6月17日~22日開催)は19日、3日目が終了した。細川裕子(愛知)が1・1・1・2・3着のオール3連対で予選首位をキープ。予選2位に小池礼乃(福岡)、予選3位に岩崎芳美(徳島)がつけている。
さて迎える4日目は予選最終日だが、注目カードには4Rを挙げたい。
<住之江 4日目 4R 予選>
1号艇 山下 奈緒(大阪) 予選43位
2号艇 大橋栄里佳(福岡) 予選5位
3号艇 三浦 永理(静岡) 予選7位
4号艇 宮崎つぐみ(大阪) 予選16位
5号艇 藤田 美代(福岡) 予選26位
6号艇 村上 奈穂(広島) 予選38位
目が離せないのは4号艇、大阪支部128期、18歳の宮崎つぐみ【冒頭の写真】だ。3日目6Rで目の覚めるような5コースまくり差しを披露。2着に海野ゆかり、3着に寺田千恵の歴代女王を従えてゴールし、価値あるデビュー初1着を飾った。
これで4・4・2・1着として予選16位まで上昇し、デビュー(昨年5月)以来、初準優出のチャンスも到来。4日目はこの4Rの1回走りで勝負駆けになる。宮崎はまだ4コースの経験が3走しかないが、6・3・2着と成績上昇中。まずは進入でしっかりコースを取り切って、予選突破へ4カドから勝負したいところだ。
迎え撃つ1号艇は、宮崎つぐみと同じ大阪支部で127期、27歳の山下奈緒【写真上】だ。今期(5月)から内枠も回ってくるようになったばかりで、1号艇はこれが自身4回目。これまでイン3走の成績は6・1・5着で、5月の江戸川ヴィーナスシリーズでイン逃げを決めてデビュー初1着を飾っている。
地元大阪期待の若手2人、ともにデビュー通算1勝の宮崎と山下が直接対決する楽しみな一戦。2人の間には予選上位につける大橋栄里佳と三浦永理も入っており、見どころ豊富なレースとなりそうだ。