平山智加が地元Vで女子賞金ランキング5位に急上昇　丸亀オールレディース

　丸亀オールレディース（6月11日～16日開催）が終了した。16日の優勝戦は1号艇の平山智加（香川）【写真2枚とも】が快勝。インからコンマ11のトップスタートで逃げ切った。2着には2号艇の田口節子（岡山）、3着には5号艇の金田幸子（岡山）が入り、3連単1-2-5で1650円の5番人気決着となっている。

　勝った平山は1月の大村オールレディースに続く今年2回目の優勝で通算34V。地元丸亀では7回目の優勝で、丸亀オールレディースは2016年に続く2回目の優勝となった。なお通算優出はこれが134回目となっており、横西奏恵と並ぶ女子歴代14位タイに浮上している。

　今節の平山は1･1･1･1･1･1･5･4･1･1着で節間8勝のピンラッシュ。初日から3コースまくり、2コース差し、イン逃げ、4コースまくり、イン逃げ、3コースまくり差しで開幕6連勝を飾って予選をトップ通過すると、準優はインからコンマ16、優勝戦はインからコンマ11といずれもトップスタートを決めて逃げ切る快勝劇。前節の福岡戦では優勝戦1号艇で3着に敗れる悔しい思いを味わったが、その雪辱を見事に果たしてみせた。

　平山はこの6日間で優勝賞金105万円を含む約217万円の大きな上積みに成功。今年の女子賞金ランキングは今節開幕時点で10位だったが、一気に5人を抜いて5位まで浮上した。3年連続7回目のクイーンズクライマックス出場に向けて視界は良好だ。

　平山の今後の出場予定は、唐津SGグランドチャンピオン（6月21日～26日）、下関G2全国ボートレース甲子園（7月5日～10日）、尼崎SGオーシャンカップ（7月19日～24日）と大きなレースが続き、さらにその翌節には地元丸亀でのPG1レディースチャンピオン（8月2日～7日）が控えている。改めて丸亀での強さを見せつけた平山が、8月の大一番でもV候補の筆頭格となってきそうだ。


【2022年女子賞金ランキング】（6月16日終了時点）
1位　遠藤　エミ　58,270,000円
2位　平高　奈菜　28,141,000円 （丸亀優勝戦5着）
3位　守屋　美穂　24,242,000円
4位　田口　節子　21,443,266円 （丸亀優勝戦2着）
5位　平山　智加　16,646,000円 （丸亀優勝戦1着）
6位　長嶋　万記　16,347,000円
7位　寺田　千恵　15,844,000円
8位　落合　直子　15,661,000円
9位　細川　裕子　15,072,000円
10位 中村　桃佳　14,754,000円
11位 日高　逸子　14,734,000円
12位 高田ひかる　14,441,500円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 川野　芽唯　14,084,000円
14位 金田　幸子　13,442,000円 （丸亀優勝戦3着）
15位 清水　沙樹　13,437,000円
16位 實森　美祐　13,149,000円
17位 浜田亜理沙　12,959,000円
18位 倉持　莉々　12,844,000円
19位 平田さやか　12,080,066円
20位 宇野　弥生　12,034,000円
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23位　松尾　夏海 11,845,000円（丸亀優勝戦6着）
182位 淺田千亜希 2,868,000円（丸亀優勝戦4着）