2日目ドリーム1号艇は浜田亜理沙　初日連勝発進も不安あり!? 多摩川ヴィーナスシリーズ

　多摩川ヴィーナスシリーズ（6月5日～10日開催）が5日、開幕した。初日メーンカードの12R「ドリーム1st」は1号艇の松本晶恵（群馬）が快勝。インからコンマ18のトップスタートで逃げ切った。2着に2号艇の清水沙樹（東京）、3着に4号艇の細川裕子（愛知）が入り、3連単1-2-4で830円の3番人気決着となっている。

　さて2日目のメーンカードは12Rの「ドリーム2nd」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

＜多摩川 2日目 12R ドリーム2nd＞
1号艇　浜田亜理沙（埼玉） 今年1コース1着率46％
2号艇　富樫　麗加（東京） 今年2コース1着率6％
3号艇　海野ゆかり（広島） 今年3コース1着率19％
4号艇　平田さやか（東京） 今年4コース1着率10％
5号艇　三浦　永理（静岡） 今年5コース1着率8％
6号艇　大橋栄里佳（福岡） 今年6コース1着率0％
※()内は支部

　1号艇で登場するのは浜田亜理沙【冒頭の写真】だ。初日は5コース抜きと2コースまくりで2連勝を飾る活躍。これ以上ない最高のスタートを切った。

　このドリーム戦でも当然人気を集めることになるだろう。しかし気になるのが近況のイン成績だ。浜田は今年インで22戦10勝の1着率46％と大苦戦中。昨年はイン1着率72％（46戦33勝）をマークしていただけに、今年の数字は目を疑ってしまうほど低い。

　今年イン22走でトップスタートが2本しかなく、スリットで後手を踏んでまくられるケースが目立つ印象。まずはスタートが大きなカギとなってくるだろう。

　ならば攻め手として注目しておくべきは3号艇の海野ゆかり【写真上】だ。今年3コースは16戦3勝で1着率19％。2着が4本、3着が5本あり、3連対率は75％と非常に高い。

　海野は今年の平均STがコンマ17だが、3コースに限ればコンマ14とめっぽう速くなっている。3コースまくりも得意としている選手だけに、速攻を仕掛けてくる可能性十分だろう。