レースリポート
長嶋万記が尼崎オールレディース優勝! 女子賞金ランキング6位に浮上
2022.06.04
尼崎オールレディース(5月30日~6月4日開催)が4日、終了した。優勝戦は1号艇の長嶋万記(静岡)【冒頭の写真】が快勝。インからコンマ06の好スタートで逃げ切った。2着には3号艇の落合直子(大阪)、3着には2号艇の堀之内紀代子(岡山)が入線。外枠2艇は痛恨の勇み足となり、5号艇の松尾夏海(香川)が5コースからプラス01、6号艇の淺田千亜希(徳島)も6コースからプラス01のフライングに散った。3連単は1-3-2で370円の2番人気決着となっている。5号艇と6号艇が絡んだ舟券は返還。
勝った長嶋は2020年5月の三国オールレディース以来となる約2年1カ月ぶりの優勝で通算33V。尼崎では4回目の優勝となった。
今節の長嶋は1・1・1・3・1・1・1・1・2・1・1着で節間9勝のピンラッシュを披露。この6日間で優勝賞金105万円を含む約226万円の大きな上積みに成功した。今年の女子賞金ランキングは今節開幕時点で11位だったが、一気に6位までジャンプアップ。3年ぶりのクイーンズクライマックス出場へ大きく前進した。
長嶋はこれまで5回のクイーンズクライマックス出場歴(2013年、2016~2019年)を持つが、最近2年間はあと一歩で逃している状態。2020年は女子賞金ランキング13位の次点で地元浜名湖クイーンズクライマックス出場を逃す無念を味わい、2021年は年間0Vに終わるなど調子が上がらず年間女子賞金ランキング18位に終わっている。
しかし今年はここまで5優出1Vをマークする活躍ぶり。イン1着率が昨年72%から今年85%へ大きく上昇するなど、持ち前の安定した走りを取り戻してきている。
ただしまだ油断はできない。長嶋は2020年に6月9日の津戦でF、2021年も6月9日に江戸川戦でFと、6月にフライングを切ってリズムを崩すケースが2年続いている。今月の長嶋はこのあと丸亀オールレディース、宮島一般戦、浜名湖オールレディースに出場予定。勝負の6月を乗り切って年末まで突っ走りたい。
【2022年女子賞金ランキング】(6月4日、19時00分現在)
1位 遠藤 エミ 56,424,000円
2位 平高 奈菜 25,512,000円
3位 守屋 美穂 22,566,000円
4位 田口 節子 18,810,266円
5位 寺田 千恵 15,654,000円
6位 長嶋 万記 15,155,000円 (尼崎優勝戦1着)
7位 落合 直子 15,011,000円 (尼崎優勝戦2着)
8位 日高 逸子 14,522,000円
9位 細川 裕子 14,086,000円
10位 平山 智加 13,508,000円
11位 中村 桃佳 13,307,000円
12位 高田 ひかる 13,266,500円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 川野 芽唯 12,473,000円
14位 清水 沙樹 12,449,000円
15位 實森 美祐 12,322,000円
16位 金田 幸子 11,915,000円
17位 倉持 莉々 11,696,000円
18位 渡邉 優美 10,921,000円
19位 浜田 亜理沙 10,917,000円
20位 平田 さやか 10,877,066円
|
22位 堀之内紀代子 10,771,500円 (尼崎優勝戦3着)
25位 松尾 夏海 10,435,000円 (尼崎優勝戦F)
39位 岩崎 芳美 8,888,000円 (尼崎優勝戦4着)
211位 淺田 千亜希 1,493,000円 (尼崎優勝戦F)