レースリポート
初日ドリームは松本晶恵 前節Fでも不安なし!? 多摩川ヴィーナスシリーズ
2022.06.04
多摩川ヴィーナスシリーズ(6月5日~10日開催)が5日に開幕する。A1勢からは海野ゆかり(広島)、廣中智紗衣(東京)、細川裕子(愛知)、三浦永理(静岡)、松本晶恵(群馬)、浜田亜理沙(埼玉)が参戦。そのほかにも平田さやか(東京)、清水沙樹(東京)、今井美亜(福井)、藤原菜希(東京)、富樫麗加(東京)など楽しみなメンバーがそろった。なお多摩川はサマータイムレースを実施中。1Rスタート展示開始予定が11時35分、12R発売締切予定が17時40分となっている。
初日のメーンカードは12Rの「ドリーム1st」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<多摩川 初日 12R ドリーム1st>
1号艇 松本 晶恵(群馬) 今年1コース1着率75%
2号艇 清水 沙樹(東京) 今年2コース1着率15%
3号艇 廣中智紗衣(東京) 今年3コース1着率0%
4号艇 細川 裕子(愛知) 今年4コース1着率7%
5号艇 清埜 翔子(埼玉) 今年5コース1着率5%
6号艇 池田 浩美(静岡) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは松本晶恵【冒頭の写真】だ。松本は前節の唐津一般戦で予選2位通過の活躍を見せたが、準優1号艇でインからまさかのフライングに散るアクシデント。レディースチャンピオンの出場権を棒に振る痛恨のFとなってしまった。
このFでしばらくスタートは自重せざるを得ない状況。インから逃げ切れるか不安はぬぐえない。
ただ松本は前期(2021年11月~2022年4月)も期初めの11月にFを切っているが、F1本持ちの状況になってからインは24走して19勝(1着率79%)という見事な成績。Fを抱えて大崩れするタイプの選手ではない。このドリーム戦でもコンマ15前後の的確なスタートを決めて逃げ切る可能性十分だろう。
そしてやや気になるデータが出ているのが3号艇の廣中智紗衣【写真上】だ。今年に入って3コースは13戦0勝で白星なし。この13走のSTがコンマ24とスタートで苦戦している。それでも13走で2着5本、3着2本をマークして3連対率は54%としており、舟券のカギを握る存在となってきそうだ。