レースリポート
カギは優勝戦3号艇の落合直子 3コース11走連続3連対中 尼崎オールレディース
2022.06.03
尼崎オールレディース(5月30日~6月4日開催)は、3日に5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<尼崎 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 長嶋 万記(静岡) 今年1コース1着率84%
2号艇 堀之内紀代子(岡山) 今年2コース1着率40%
3号艇 落合 直子(大阪) 今年3コース1着率10%
4号艇 岩崎 芳美(徳島) 今年4コース1着率7%
5号艇 松尾 夏海(香川) 今年5コース1着率8%
6号艇 淺田 千亜希(徳島) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の長嶋万記【写真上】が準優でイン逃げを決めてポールポジションを獲得。2020年5月の三国オールレディース以来となる優勝に王手をかけた。長嶋は今年インで25戦21勝の1着率84%。現在イン9連勝中という鉄壁ぶりだ。優勝戦でもきっちり逃げ切って栄冠を手にするのか。
対抗1番手は2号艇の堀之内紀代子だ。今年2コースは15戦6勝で1着率40%の好成績。6勝のうち4勝は"差し"でマークしている。狙いすました差しハンドルで長嶋の内懐を突き抜けたい。
舟券のカギは3号艇の落合直子【冒頭の写真】だろう。近況3コースは2・3・2・2・3・2・3・2・1・2・2着で11走連続3連対中。1着こそ少ないが安定感は抜群だ。落合は前節の戸田オールレディースでも優勝戦3号艇で、3コースからまくりを狙って2着に入っていた。今回も握って攻めてくる可能性十分だろう。
もう1人気になるのか5号艇の松尾夏海だ。今節ここまで10走しているが、ダッシュ戦が4回あってそのSTがコンマ09、05、12、13の好成績。スロー6走が平均STコンマ17なのに対し、ダッシュ4走は平均STコンマ10とかなり速い。スリット先行で好位置から展開を突いてきそうだ。松尾は準優で長嶋をあと一歩まで追い詰める好走を見せるなど気配が上向いてきただけに、侮れない存在といえるだろう。