レースリポート
若松ヴィーナスシリーズ優勝戦は1号艇細川裕子vs藤原菜希&永井聖美の東京勢
2022.05.29
若松ヴィーナスシリーズ(5月23日~29日開催。27日は強風のため中止順延)は28日、5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<若松 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 細川 裕子(愛知) 今年1コース1着率70%
2号艇 藤原 菜希(東京) 今年2コース1着率21%
3号艇 永井 聖美(東京) 今年3コース1着率19%
4号艇 魚谷 香織(福岡) 今年4コース1着率23%
5号艇 三浦 永理(静岡) 今年5コース1着率8%
6号艇 角 ひとみ(広島) 今年6コース1着率0%
予選トップ通過の細川裕子【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。昨年11月の蒲郡オールレディース以来となる約6カ月ぶりの優勝に王手をかけた。細川にとって若松は2010年女子リーグと2015年ヴィーナスシリーズで優勝歴がある好相性水面。当地3回目の優勝なるか注目だ。
細川の今年のイン成績は27戦19勝で1着率70%。昨年は1年間でイン67戦35勝の1着率52%だったが、今年に入って成績が大幅に上昇している。今節もイン戦が3回あったがいずれも好パワーできっちり逃げ切っていた。優勝戦でも他を圧倒して勝ち切るのか。
対抗1番手は2号艇の藤原菜希【写真上】だろう。2コース最近10走は1・6・3・6・1・4・2・4・1・1着で4勝を挙げる活躍ぶり。狙いすました差しハンドルでブイ際を突き抜ける可能性十分だろう。3月の戸田一般戦に続く今年2回目の優勝を狙う。
侮れないのは3号艇の永井聖美だ。準優3号艇で鮮やかな3コースまくりを決めたばかり。優勝戦も再び赤いカポックとなっただけに目が離せない。
また永井はこの準優1着により、丸亀レディースチャンピオンの選考勝率が5.47までアップ。ボーダーラインをクリアできることがほぼ確実となってきた。勝負駆けのプレッシャーから解放された永井が、この勢いで2017年2月の多摩川オールレディース以来となる約5年3カ月ぶりの優勝を狙う。